Linux Daily Topics 2018年9月13日OpenSSL 1.1.1がLTSでリリース、TLS 1.3のサポートも OpenSSL開発チームは9月11日(米国時間)、「OpenSSL 1.1.1」のリリースを発表した。前バージョンから2年の開発期間を経てのリリースで、5年間のサポートを保証するLTS(Long Term Support)バージョンとして提供される。 OpenSSL 1.1.1 Is Released - OpenSSL Blog OpenSSL 1.1.1では、2018年8月にIETFに「RFC8446」として承認されたばかりの「TLS 1.3」がサポートされており、セキュリティやパフォーマンスの大幅な向上が実現している。とくに「0-RTT」と呼ばれるハンドシェイクプロトコルの拡張機能により、クライアントは通信の準備に必要なラウンドトリップを省略できる