ここ数カ月、並行処理およびその実装方法について地道に調べていました。具体的な内容としては、java.util.concurrentパッケージの使い方やデザインパターンの理解、サンプルプログラムの作成と性能テストです。 こうした自主学習の総まとめ*1として、オライリーの「並行コンピューティング技法」を読みはじめました。現在ソートの章まで読み進めています。 並行コンピューティング技法 ―実践マルチコア/マルチスレッドプログラミング 作者: Clay Breshears,千住治郎出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2009/12/21メディア: 大型本購入: 11人 クリック: 576回この商品を含むブログ (34件) を見る この本には理論と実践をちょうど良い配分で混ぜている印象を持っています。 私は計算機科学分野を学んでいないためRAM(Random Access Machine