京浜急行の脱線事故で、神奈川県横須賀市の現場では26日午後も、運転再開に向けてトンネル内で脱線した車両の撤去や、土砂崩れが起きたのり面の補強作業などが行われた。京急は27日朝の運転再開を目指しているが、状況によってはさらに遅れる可能性もある。現場では京急の社員ら約400人が復旧作業に従事。脱線した車両を線路上に戻し、別の電車に連結して現場から撤去する
神奈川県横須賀市の京急本線で24日深夜に28人が重軽傷を負った脱線事故で、京急は26日、「同日昼ごろまで」としていた復旧見込みが、さらに遅れる見通しだと発表した。脱線している1〜3号車の車両の撤去作業が、車両の下に崩落した土砂や落石防止の金網などが挟まり、予想以上の時間がかかっているためと説明している。同線は金沢八景(横浜市金沢区)−逸見(横須賀市)駅間の運転見合わせが続いている。 京急は25日夜の記者会見で、現場ののり面の危険度を4段階で上から2番目の「B」と判断していたことを明らかにした。ただ、モルタル吹き付けや落石防止網設置の対策を取っていたとして、「これほどの大雨は想定していなかった」としている。【松倉佑輔】
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【動画】事故車両の切り離し作業=松本龍三郎、小川智撮影土砂崩れで脱線した現場では、夜になっても復旧作業が続いた=25日午後6時19分、神奈川県横須賀市追浜町1丁目、小川智撮影 神奈川県横須賀市で土砂崩れにより京浜急行の特急電車が脱線した事故で、京急は26日中に全線で運転を再開できる見込みを明らかにした。事故があった現場は昨年4月の点検でも問題が見つかっていなかったといい、数週間のうちに沿線にある全てののり面の安全性を再確認する。 同社の小倉俊幸・鉄道本部長が記者会見を開き、明らかにした。小倉本部長は「けがをされたお客さま、乗車されたお客さまに迷惑をかけ深くおわびする」と謝罪した。 事故は24日午後11時58分ごろ、追浜(おっぱま)―京急田浦駅間で発生。トンネル手前ののり面の土砂が崩れ、電車が乗り上げて脱線。トンネル内に約70メートル入ったところで停止した。県警田浦署によると、乗客10
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