福島県南相馬市は24日、市内の小中学生を対象に内部被ばく検査をした結果、受診した約3200人全員で放射性セシウムが検出限界以下だったと発表した。市内で日常の内部被曝(ひばく)は低く抑えられているとしている。 検査は市の学校検診の一環として、今年5月から8月に市立総合病院などでホールボディーカウンターと呼ばれる装置を使って実施。市内の小中学校に通う3299人のうち、約98%の3255人が受診。セシウム134と同137が体内にどれくらいあるかを調べた。 検査を担当した市立総合病院の坪倉正治医師は「今後も継続的に検査する仕組みを整える必要がある」と話している。
【ベルリン=宮下日出男】ドイツ総選挙での保守系与党、キリスト教民主・社会同盟の圧倒的な得票率による勝利は、債務危機対応などでメルケル首相が見せた堅実な手腕に対する国民の信頼の高さを改めて示した。「メルケル人気」に焦点を当てた戦略が奏功した形でもあるが、経済が堅調な中でも課題は多く、正念場の3期目となる。 「すごい結果だ。今日は祝っていい」。選挙結果が伝えられた22日夜、ベルリンで支持者の前に現れたメルケル氏は満面の笑みを浮かべた。独メディアの多くは勝因を同盟の政策でなく、メルケル氏の人気だと分析。高得票率を受け独紙ビルト(電子版)は「過去最強のメルケル」と報じた。 選挙戦でメルケル氏は高い人気をいかし、「国民の母」のように自身を演出するなどイメージ戦略を展開。過度の対決を避ける手法で野党陣営は争点を明確にできず、攻め手を欠いた。経済が好調な中、有権者も変化の必要性を感じていなかったとされ、
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