Spring Bootにはプロファイルという、環境ごとの設定やBean構成のロードを切り替える機能があります。プロファイルは、名前ベースで切り替えることができ、とても直感的に使うことができて便利です。 ところが少し変わったことをしようとすると、途端に躓いてしまう部分でもあるので、プロファイルをもう一歩踏み込んで使うためのポイントをいくつかまとめてみます。 要件 環境 Java 8 Kotlin 1.2.41 Spring Boot 2.0.4.RELEASE 基本的な使い方 以下のようなテストがあった場合に、userへ何がDIされるかをプロファイルを使って切り替えてみます。 @RunWith(SpringRunner::class) @SpringBootTest class DemoSpringProfileApplicationTests { @Autowired lateinit v