竹内涼真がTBS日曜劇場の初主演で挑んだヒューマンミステリー『テセウスの船』が、3月22日に最終話を迎える。ミステリー作品ならではの考察に加えて、登場人物たちへの愛のあるツッコミが飛び交い、SNSの反響と視聴率が共に盛り上がりを見せている。 「音臼小無差別大量殺人事件」の犯人の息子として生きてきた主人公・田村心(竹内涼真)は、過去にタイムスリップしたことをきっかけに、事件当時の父・佐野文吾(鈴木亮平)の無実を確信し、事件を食い止めて過去と未来を変えようと奮闘。先週放送された第9話では心の奮闘も虚しく、庭から見つかった青酸カリが決定打となり、文吾が警察に連れて行かれてしまった。視聴者の意見がここまで分かれるほど、誰にも黒幕が分からない前代未聞の展開で最終回を迎える。 雪山を駆けずりどんなに必死に頑張っても悲惨な展開ばかりが待ち受ける主人公・心。SNSでツッコミが入るのは、いつしか感情移入して