背景 Qiitaのproxyタグを見てもわかるように、多くのエンジニアがプロキシサーバとの戦いで日々消耗し続けている。とはいえ、主にセキュリティ上の理由でプロキシサーバの利用は必要なことも分かる。 となると、プロキシサーバを意識しなくても(設定しなくても)自動的にプロキシサーバを経由してくれるようになればうれしいよね? これは透過プロキシと言って昔からある考え方で、QiitaにもProxy環境下での仮想GW構築というすばらしい記事がある。 しかし、上記記事では透過プロキシにredsocks、DNSサーバにpdsndと複数のツールを組み合わせて実現されており、それぞれインストールや設定するのが個人的には面倒というのと、記事中で述べられているとおり、プロキシ経由で53/tcpに接続できない場合に対応できないという制約もあった。 というわけで、今回go言語の勉強も兼ねて自分好みの透過プロキシを自
「真のサーバーレス」の定義について 一般的にサーバーレスとは、サーバーの管理が不要になったフルマネジードサービスのことを指します。クラウドのFaaS(Function as a Service)が代表です。しかし、言葉的には、「サーバーが無い」という意味に受け取ることが第一想起することではないでしょうか? サーバーが無い状態のよくある形態は、デスクトップアプリケーションです。ローカル環境にインストールして単独で動くソフトウェアです。OSに添付されている電卓アプリなんかが典型です。しかし、わざわざこれを「サーバーが無い」アーキテクチャーと呼ぶのも本末転倒な話です。むしろこっちが基本形で、シングルからマルチへと、高度な用途を実現するためにクライアント・サーバーアーキテクチャーに発展したわけです。この高度な用途はキープしたまま、特定の供給源となるサーバーが不要になっている状態なら、あえてサーバー
昨年のとあるアドベントカレンダーでPythonのパッケージ管理ツールの一つpoetryが紹介されていました。 2020 年の Python パッケージ管理ベストプラクティス 普段業務で使っているのはpipenvなのですが、パッケージを作るのにsetup.pyとかその他諸々のファイルが必要で面倒だったり、pipfile.lockの作成に異常に時間がかかったりしていてストレスを感じていましたが、poetryだとそれらがいい具合に解決されている?とのことだったので試してみました。 poetryを使ってDockerコンテナに分析環境を構築したので、その方法をメモします。 コードはこちらにあげています。 解説 ディレクトリ構造は以下の通りです。 . ├── Dockerfile ├── README.md ├── docker-compose.yml ├── notebook # EDAで使用するn
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