10月上旬に、第5波エピデミックSurge(波、うねり)が収束に向かっていると言う記事を書きました。その後、9月シルバーウィークの影響で全国的に短期的な増加や下げ止まりを見せましたが、10月中は新規感染者数の減衰が継続しました。 国内では、岩手県、香川県、大分県を始めとして東北と四国、九州などで多くの県が統計上の終息と考えられる状態まで減衰しました。但し、抽出検査の限界から、統計上の終息が、市中感染者がゼロになったことは意味しません。県内全在留者のPCR検査を一ヶ月に4回行い市中感染者をゼロにするか、何もせずに3〜6か月の間新規感染者が発生しないかのどちらかで県内終息となります。 ところが、10月末から11月前半にかけて、全国の複数の都道府県で一斉に新規感染者数が増加に転じています。 筆者は、今年9月からNHK集計のCOVID-19日毎新規感染者、死亡者統計を使い、統計分析を手もとで行うよ