殺人や犯罪に関する映画が好きです。 邦画で言うと「冷たい熱帯魚」「凶悪」「怒り」など 人間の弱さと残酷さを描いた映画たちです。 今作「ユリゴコロ」 「私のように平気で人を殺す人間は、脳の仕組みがどこか普通と違うのでしょうか」 予告でこのセリフを聞いた瞬間に先の映画と同種の匂いを感じました。 そして悪趣味である僕はその匂いに誘われました。 また、闇が観れるな… しかしその期待はある意味満たされ、ある意味裏切られました。 今回はその辺について書きます。 2017年/日本 監督:熊澤尚人 原作:沼田まほかる 出演:吉高由里子、松山ケンイチ、松坂桃李、佐津川愛美、木村多江、ほか 上映時間:128分 79点 ざっくりあらすじ 婚約者に姿を消された亮介(松坂桃李) 途方に暮れるが、オープンしたてのレストランを休業する訳にも行かず、なんとか日常を取り戻していった。 そんなある日、余命僅かな父の書斎で1冊
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