長編漫画原作を映画化する際、大切なのは取捨選択です。 最近の漫画原作映画はいかに忠実に再現するかばかりを求められ、作り手はトレースに躍起になっています。 拾う事ばかりを考えた結果、出来上がった作品は原作ファンもそうでない方もがっかりさせてしまう様な物も少なくありません。 取捨選択に失敗して原作ファンを怒らせた作品もあります。 さてこのGANTZ:Oですが、ほぼ完ぺきな取捨選択に成功しています。 原作ファンの僕が言うのだから間違いない! ...はずです。 2016/日本 監督:さとうけいいち、川村泰 声優:小野大輔、早見沙織、ケンドーコバヤシ、レイザーラモンHG、RG、ほか 原作:奥浩哉 上映時間:96分 90点 ざっくりあらすじ 東京の駅構内で、高校生の加藤勝は通り魔に刺され死んだ。 はずだったが、気づくと数人の男女がいるマンションの一室にいた。 そしてそこにはGANTZと呼ばれる黒い球体
![「GANTZ:O/ガンツオー」感想 原作ファンも未読者も納得、満足間違いなし - アノ映画日和](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7bd5e403520a3546982318e8ea7e4b8fd7b1755e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fh%2Fhagane-mk%2F20170223%2F20170223170328.jpg)