無症状でも3割に後遺症 長期化顕著、1年後も4%―コロナ感染・世田谷区報告 2021年11月27日13時32分 【図解】新型コロナ後遺症の主な特徴 新型コロナウイルスに感染したが無症状だった場合でも、約3割に後遺症が出ることが東京都世田谷区の調査で分かった。長期化の傾向も顕著で、後遺症が出た人の約4%が1年後も苦しんでいた。今夏の「第5波」は過去最大の流行となったが、感染中は発症していなくても、一定の割合で後から症状が出る恐れがある。 コロナ後遺症、症状多岐 倦怠感や脱毛、1年続く人も―専門医「早く受診を」 世田谷区は9月、4月15日時点での区保健所への発生届を基に実施したアンケートの速報値を公表。約3700人が回答していたが、区は今月、このアンケートを詳細に分析した調査報告書をまとめた。 後遺症が出たのは全体の48.1%で、女性54.3%、男性41.9%だった。感染中の症状別に見ると、無