ブックマーク / nov1975.hatenablog.com (8)

  • BitCoinが超えられなかった「信用」の壁 - novtan別館

    所在地が東京ということもあって日の皆様にお馴染みのMtGOXなるBitCoin取引所が取引の仕組みの穴を突いた不正な取引によって顧客から預かったBitCoin盗まれちゃいました!という事件をきっかけにBitCoinの信頼性が揺らいでいます。 まあこれは取引所の決済管理のシステム的な穴だったということで、BitCoinそのものの仕組みが問題だったわけではないということですけど、BitCoin財団が慌てて「MtGOXが悪いだけだ」って言っているあたりが当の問題だと思っています。 仕組みがどんなに信頼性の高いものであっても、金融の世界というのは「信用」をベースにやりとりする世界です。 BitCoin自体は別に取引所に預けなくても保持できますが、逆にそれは「銀行」的なものがないということになりますので、大抵の場合はやはり取引所にウォレット作ることにはなるでしょう。だから、取引所に「信用」がある

    BitCoinが超えられなかった「信用」の壁 - novtan別館
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2014/02/27
    国家に頼らないギークのための仕組みに,国家が認めたから価値があると判断する凡人が押し寄せている時点で破綻してる。不当な手段で所有者を変えたBitCoinを技術的手段で取り戻せるならば信用できるのだが。
  • インターネットの自由はインターネットの自由によって殺され、後に残るのは既得権益という未来予想図 - novtan別館

    去年のアイスケース炎上事件からの一連の流れはウェブサービスそのものを大きな社会問題として捉えるに十分なインパクトではあった。 そして題と外れるところとして、俺がここしばらく思っているのは現状のフラットすぎる状態の揺り戻しがどこかで来るのでは、と言うこと。その揺り戻しがどんな形で現れるのかはさっぱり予想が付きませんが…… 「地獄インターネット」なるものについて - 偏読日記@はてな それこそもう何年も前から予言している話ではあるが、リテラシー依存(つまり自己責任)という錦の御旗の元に問題が起きることが想定されても利便性を取る(そしてそれを批判するとイノベーションの阻害だと言われる)ようなサービスを生み出してき続けたここ数年のウェブはついに「規制」という形でひとつの時代の終焉を迎えるんじゃないかと思う。そして、その終焉とともに既得権益(と一部の規制をモノともしない反社勢力)の勝利が確定してし

    インターネットの自由はインターネットの自由によって殺され、後に残るのは既得権益という未来予想図 - novtan別館
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2014/01/16
    ネット上に国境を設けないと規制も無意味では。ネット上の国境無しでも成立するような,リアルの肉体側にかかる規制は以前からあるし,私企業に過ぎないネットサービス提供側が設ける制限に抗えるユーザーは居ない。
  • 金子勇とWinnyの功罪 - novtan別館

    曲がりなりにもIT系の端くれとして、耳に入ってくる話がかなりこの件で埋まっている。天才プログラマーとしての彼を惜しむ声は多い。僕も彼の才能には敬意を表し、また、その早逝を惜しむ。残念だ。しかし、天才プログラマーとしての彼を無条件で褒め称える声が多いことに違和感を覚えるため(もっとも、こういうときに、個人的な交友関係がある人はプラス方面を評価するのが礼儀というものなのかもしれないが、しがらみのない人間として)、これを機会にWinnyとは何だったかを簡単にではあるが振り返っておきたい。 分散型P2Pとして、匿名性をウリに登場したWinnyの背景には、当時社会問題にもなった、WinMXによる著作権侵害行為が摘発され始めていたということは確実にある。それは、Winnyを生み出した金子氏が2ちゃんねるダウンロード板(当時、WinMXなどの交換情報などであふれていた、違法な著作物入手を意図している人た

    金子勇とWinnyの功罪 - novtan別館
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2013/07/08
    技術を悪用する者が罪を問われるのは当然。技術を提供する者はどうかという問題。テロリストに核開発技術や化学兵器製造技術を渡すことは悪とされる。金子氏の行為も,道義的な責任は免れ得ないだろう。
  • 読んでなくてもヤバくない名作?SF小説10選 - novtan別館

    こんなのとかこんなのが話題になっていたので尻馬に乗ってみる。 僕はSF読みではあるけどいわゆる筋金入りでもなく、読んでみてよかった作家のものをたてつづけに読む事が多いので、カバー範囲はあまり広くない。世に名作SF小説は数多あるけれども、愛すべき駄作も沢山ある。完結してないシリーズ物もある。特別区別をすることもなく、個人的な好みと思い出だけで紹介してみようと思う。 1.「ニューロマンサー」ウィリアム・ギブスン ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) 作者: ウィリアム・ギブスン,黒丸尚出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1986/07/01メディア: 文庫購入: 38人 クリック: 760回この商品を含むブログ (293件) を見る中学生の時、友人に「読んでみろよ」と渡されたこれがなければ僕にSFの扉が開くことはなかったかもしれない(当時は好き中学生が辿る王道として吉川英治とか山岡荘八の

    読んでなくてもヤバくない名作?SF小説10選 - novtan別館
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2013/05/11
    こちらは名作リスト。近年はSF的なモノが陳腐化して,SF小説が世間に与える衝撃は弱まっているかも。
  • SFに賞味期限はあるか - novtan別館

    久々に懐かしいタイトルを見た。 とうとう読んでしまった、SFの最高傑作として名高い『月は無慈悲な夜の女王』。大事にとっといた一品をべてしまった、充実感と喪失感で胸一杯なところ。 なつかしい未来『月は無慈悲な夜の女王』: わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる 「月は無慈悲な夜の女王」は言うまでもなく傑作だし、ガジェットの細かい部分を除けば確かに今でも通用する話だ。電子投票で不正をするなんてネタもあるし、面白い。 ただ、もうしばらくすると賞味期限切れなんじゃないか、とも思う。コンピューターが革命的に世界を変えた結果が反映されていないSFの賞味期限が切れるのはもうすぐだろう。 SFはもとよりテクノロジーのみに縛られるものではないけれども、そのストーリーの根幹がテクノロジーそのものを扱っている場合、どうしても賞味期限が発生してしまう。 未知の世界、端的に言って宇宙SFにおいてはなん

    SFに賞味期限はあるか - novtan別館
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2013/03/11
    月の中に流刑植民地が出来ないと確定するまでは食える。
  • なんでもいじめ脳 - novtan別館

    いやー、こういう事件があるとだいたいそういうことをいう人が出てくるよね。 「よってたかってなんか言うのはいじめ」みたいな。 そんな事言ったら日政治の中心たる国会だっていじめだぜ!多数決はいじめ!民主主義はいじめ! 極端な話はいいとして、例えばウェブでなにかアホなことを言った人をみんなで叩くのはいじめか。いじめをしていた人にみんなで仕返しをするのはいじめか。 線引きはとてもむずかしいとは思う。 個人的な基準としては、いじめであるためには「理不尽である」「度を超えている」ことが必要だろうなと思う。度ってのは変動するね。 たとえば、いじめの報復がいじめになってしまうのは、報復を果たしたあと(つまり、「思い知ったかこの野郎」の後)、許しを与えずに報復し続けるようなもの。いじめがどのくらいの傷を与えてどのくらいで報復に足るのか、というのが難しいからなんとも言いがたい面はあるけれども、「許す」とい

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    yoko-hirom
    yoko-hirom 2012/07/18
    「いじめか,いじめでないかはオレが決める」という人も出てくるよね。
  • 情報リテラシーなるものの正体 - novtan別館

    ここ1週間の騒動で、だいぶ色々なものが浮き彫りになったと思う。 特に「情報リテラシー」なるものの実態のなさが鮮明に。 切込隊長の名言。 リテラシーに絶対水準などない、あくまで確率発動のスキルなのだ、ということを思い知らされる気分です。 試される虚構新聞: やまもといちろうBLOG(ブログ) まさにそのとおりですね。 虚構新聞に騙されなかった、お前らよく読めwwと胸を張っている人たちの結構な数が、虚構新聞に騙されてるわけじゃないけど批判しているエントリを読まずに批判、あるいは読んでも意図を読み取れないという惨状があちこちで繰り広げられた、というのはそれを象徴していますね。 (http://oresen.sakura.ne.jp/2012/05/19/1205190400/によくまとまっています) いや、ちょっとまて。確率スキルどころじゃなく、スキル発動条件も結構厳しいんじゃないか?つまり、「

    情報リテラシーなるものの正体 - novtan別館
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2012/05/20
    「情報リテラシー」なんて,ご大層な話じゃない。嘘,冗談,詐欺の違いを理解できるか。間違いを指摘されたとき,素直に認められるか。他人の凡ミスを見つけたとき,どのように振舞うか。どれも初等教育程度の問題。
  • 医療は「負の産業」である - novtan別館

    ちきりんが妙なことを言っているんだけど、ブクマが非表示なのでみんなの感想がわからない。ので、吐き捨ててみる。 厚生労働省は医療費総額が28兆円であった1997年に、「このままいけば、医療費は2006年までに59兆円に達する」と発表しました。しかし2006年から4年も後である2010年現在、日の総医療費は35兆円です。 2012-04-20 一般的に見て、医療費が抑制されることはいいことだと思われる。なぜなら、必要な人が必要な治療を受けられている前提において、医療費が少ない=健康である人が多いからだ。 しかし、北原先生は「医療は産業である」と言われます。もしこれが産業であるなら、今35兆円の総医療費が、将来59兆円になるとしたら、それは「医療業界は非常に有望な産業である」ということを意味します。 産業なら大きいほうがいいんです。産業規模が大きくなれば、その業界内で雇用を得られる人も増えます

    医療は「負の産業」である - novtan別館
    yoko-hirom
    yoko-hirom 2012/04/21
    何にでも商売人の価値観を当てはめようとするのは困りもの。医療もそう。
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