17日に発売された、読売新聞グループ代表取締役主筆である渡辺恒雄氏へのロングインタビューを元にしたノンフィクション『独占告白 渡辺恒雄~戦後政治はこうして作られた~』(新潮社)が、発売2週間で早くも3刷が決定した。 本書は、BS1スペシャル『独占告白 渡辺恒雄~戦後政治はこうして作られた~ 昭和編』(2020年3月7日放送)と、NHKスペシャル『渡辺恒雄 戦争と政治~戦後日本の自画像~』(同年8月9日放送)を元に、両番組をディレクターとして制作したNHKの安井浩一郎氏が書き下ろしたノンフィクション。番組内では放送しきれなかった渡辺氏の発言を多数収録したほか、新資料や時代状況の描写を新たに記載し、識者・関係者への追加取材を敢行。戦後政治の「最後の目撃者」による貴重な証言を余すところなく盛り込んだ決定版となった。 月刊誌『波』2月号には、田原総一朗氏(ジャーナリスト)と佐藤優氏(作家・元外務省