シェフズ・スペシャル カレー伝道師特製オリジナル・レシピ 第20回 ダール・タルカ 「インドの国民食」ともいえる挽き割り豆のカレー、ダール・カレーをバージョンアップさせて、より濃厚な味わいに仕上げてみよう(プレーンなダール・カレーのレシピは『カレーな薬膳』ほか拙著をご参考にどうぞ)。 通常、ダール・カレー(以下「ダール」と記する。よく「ダール・スープ」といったり書いたりする方がいるが、ダールはごはんやチャパティに合わせるカレーとしての役割が主であり、そのまま啜ることがまれであることからもスープという表記には違和感がある)に使う挽き割り豆は ①ムング・ダール(春雨やもやしになる緑豆の挽き割り) ②マスル・ダール(インド製レンズ豆の挽き割り。欧米産のレンズ豆とは風味が異なる) ③チャナ・ダール(インドの黒いひよこ豆の挽き割り) ④ウラド・ダール(日本ではもやしになる黒マッペ豆の挽き割り) ⑤ト
シェフズ・スペシャル カレー伝道師特製オリジナル・レシピ集 第1回 バター・チキン バター・チキンは、現地ではムルグ・マッカーニーMurg Makhaniなどとも呼ばれる。もともとは香ばしく焼き上げたタンドーリ・チキンを一口大にカットし、トマトやたっぷりのバターあるいはギー仕立てのソースで煮込むパンジャブ地方の料理。基本的にたまねぎを使わないのがちょっと変わっている。 ムンバイやデリーの一流レストランや高級ホテルのダイニングのみならず、日本のインド料理店でもよく見かけるメニューのひとつだが、たいていは生クリームやカシューナッツがきいて、ヘビーな印象のことが多い。 このレシピはそうしたバター・チキンとは明らかに一線を画するもの。インドの首都デリーにある「カリム・ホテル」(ホテルといっても宿泊施設はない。ムグライ料理の名店として現地の食通にもファンの多いレストランだ。URLはこちら)風の味つけ
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