家族経営であることが多く、小規模である。観光利用・レジャー利用を主に想定しており、観光地で営業する施設が多い。客室はベッドとフローリングの床などを備えた洋室であり、ツインなど複数のベッドがある部屋が主となる。各部屋にはバス・トイレが備わっている場合もあれば、共同トイレや共同バスの利用となる場合もある。多くは、1泊2食(夕食・朝食)付きの宿泊・料金を基本としている。食事は施設内のダイニングルームで提供される。西洋料理を供する場合が多いが、和食を供する場合もあり、洋食を基本とする食事の中に和食の惣菜も供する場合も少なくない。郷土料理や食材の地産地消による料理により、食事で特色を出しているペンションが多い。また、家庭的な接客サービスがセールスポイントとされることも多い。 長野県・山梨県など内陸部の高原リゾートや山岳リゾート、スキー場近辺に立地するペンションが多いが、海水浴場のある観光地、離島など