ブックマーク / pha.hateblo.jp (13)

  • インターネット文学とは - phaの日記

    はてな20周年を記念して、はてなインターネット文学賞というのが開催されるそうだ。 インターネット文学と言うからには、それは屋でを買えば読めるような文学とは全く違うものであってほしい。 や雑誌では絶対に読めないようなわけのわからないものが読みたい。書籍化や収益化を狙っていそうなブログなどは論外。世間的な評価や金銭的な見返りを求めて書くのではなく、文脈不明のエネルギーのほとばしりが衝動のままにネット上にぶちまけられたような文字列。あとに残って長く読まれることなんて全く考えず、時間が経てば一体何のことを書いているのかもよくわからなくなってしまう、日々ネットに生まれてはすぐに消えていく無数のあぶくのような営み。僕はネットを見るとき、そんな虚無へと捧げる供物のような文章が読みたいといつも思っている。 そうした文章の一つの極北として、次の記事を紹介したい。 tender-mountain.hat

    インターネット文学とは - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2021/07/15
    たまたま客が録ってたライブ音源しかない昔のバンドみたいでよいな、“今ではWayback Machineの奥底にその痕跡を残すのみだ。”
  • 新刊『がんばらない練習』が発売になりました - phaの日記

    一年半ぶりの新刊、『がんばらない練習』が発売になりました。「会話がわからない」「すぐに帰りたくなる」「決めるのが怖い」など、社会の中でのいろいろな「できなさ」を受け入れることについて書いたです。自分にできることよりできないことのほうが僕は愛着がある。 でも、そういった「できなさ」こそが人生の醍醐味じゃないかと思うのだ。人生の全てが自分の思うように進んだとしたら、何の面白みもないだろう。そんなものは人生ではなくただの妄想だ。生きるということは自分の妄想と現実との差を確認し続ける行為だ。人生は思うようにならないからこそ、その中でいろいろとやることがあるのだ。 そういう意味で、僕は自分の「できなさ」に愛着がある。他の人がみんなできることが自分にはできなかった、そんな傷口の集合体こそが自分の人生だ。嫌だったこともつらかったこともあったけど、そんな体験が自分を作ってきた。もし自分の欠点が全部なくな

    新刊『がんばらない練習』が発売になりました - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2019/07/25
    この人は世の中で必要とされる不要ぽいものを削いだ感があって好き、このあいだ古本市に行けなかったので行きますわ、“28日に東京・南阿佐ケ谷で発売イベントもやります。”
  • 近況 - phaの日記

    スーファミのパネルでポンばかりやってる。 これ以上に面白いゲームがあるだろうか。キャラかわいいし。 ぷよぷよは苦手だったけどパネポンはとっつきやすいんだよな。 シェアハウスで対戦ばかりやってるけどうまい奴にはなかなか勝てない。ああいう人ってパッと何連鎖も先が見えるんだろうな。僕ももっと練習しなきゃ……。 あとはスマホでキャンディクラッシュサーガソーダやったりとか。 キャンディクラッシュサーガ、面白いかと言われると全く面白くないんだけど、なんかやってしまう。無だと思う。みんな無を必要としているのだ……。 なんか疲れてるけど夏だからしかたないですね。無だ。 パネルでポン 出版社/メーカー: 任天堂 発売日: 1995/10/27 メディア: Video Game クリック: 2回 この商品を含むブログ (9件) を見る あとバーチャルユーチューバーのキズナアイちゃんがかわいいですね。 www.

    近況 - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2017/08/23
    何故みなあの手のものを電車で延々とやっているのかが?だったのだけれど、なんだか妙に納得した、“キャンディクラッシュサーガ、~、なんかやってしまう。無だと思う。みんな無を必要としているのだ……。”
  • 壁を壊した - phaの日記

    pha.hateblo.jp 去年の12月から5階建てのビルの1階の倉庫のようなスペースにテントを張って男4人で暮らすという難民キャンプのような生活をしていたのだけど、楽しかったのは最初の数ヶ月くらいで、ここ最近はいい加減居住性の悪さにうんざりしてきていた。 そんなところに、そのビル全体の運営管理を引き継がないかという話が来て、友人と共同で運営管理をやることになった。ビル全体にいろんな人間を曖昧に集めて雑に生きていける拠点にしたい。ビルの中にはシェアハウス、シェアオフィス、オフィス、ガレージなどがある。 ビル運営に関してはビジネスとして回していくというよりは遊び場として好きに使いたい感じだからこれからいろいろお金も要りそうなので、ビル全体を一体として曖昧に使う計画の一環としてビル内に入っている会社で時給950円のバイトを週1でやることにした。ウェブをひたすら監視し続けるだけというそれほど忙

    壁を壊した - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2016/10/07
    壁が壊れた、“ビル内に入っている会社で時給950円のバイトを週1でやることにした。”
  • 冬とカモメとフィッシュマンズ - phaの日記

    ユリカモメは冬の渡り鳥だ。毎年冬になるとシベリアあたりの厳冬を避けて南へと飛んできて日の川辺や海沿いで越冬し、暖かくなるとまた北へと帰っていく。 大学時代に京都にいた頃は、当時住んでいた寮の近くを流れている鴨川の河原に行ってはよくユリカモメに餌をあげていた。 二十歳前後の僕は今よりも暗く内向的で友達も少なく、今よりもさらに将来の見通しがなく、社会に適応できないという思いを持ちつつも社会から外れる勇気も持てず、この先どうやって生きていったらいいのかいつも途方に暮れつつ、過剰な自意識や承認欲求や性的衝動をこじらせて周りに迷惑をかけたりしていた。要はよくいる暗くて面倒臭い大学生だった。 「もうだめだ、つらい」 気が滅入ってそんなことを呟きながら汚い寮の玄関をくぐり抜けふらふらと鴨川まで歩いていって川のそばの100円ショップでかっぱえびせんやベビースターラーメンなどのスナック菓子を買って橋の上で

    冬とカモメとフィッシュマンズ - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2016/03/12
    このあいだ、友人に久方ぶりに会ったら「フィッシュマンズとか昔お前が聴いていたものを今になって聞いているよ。」と言われた、私はずっと聴いている、
  • 「もうだめだ」と「もうちょっとだけ頑張ろう」の繰り返し - phaの日記

    11月6日に下北沢B&Bで開催した、 pha×大原扁理×鶴見済 「それぞれの生きづらさの脱出法」 『持たない幸福論』(幻冬舎) 『20代で隠居 週休5日の快適生活』(K&Bパブリッシャーズ)刊行記念イベント bookandbeer.com ですが、50人くらいの人が来てくださり満員御礼な感じでした。来ていただいた皆さん、ありがとうございました。 以下はイベントで話したことの一部です。 僕と大原くんはどちらも「お金がそんなになくてもいいからのんびりと暮らしたい」という感じのことを言っているのだけど、似ているところがありつつも違うところも多いというのが面白かった。 具体的には、大原くんは朝型の生活で玄米菜で一人で静かに暮らしてるけど、僕は夜型でジャンクフードが結構好きでシェアハウスで周りになんとなく人がいるのが良いとか。 まあそういうライフスタイルっていろんなモデルケースや選択肢があると良い

    「もうだめだ」と「もうちょっとだけ頑張ろう」の繰り返し - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2015/12/11
    「休もう」のところを何かで代替しようとしておかしくなっている人をよく見る、つかれたら休めばよい、
  • この世界は作り物だった - phaの日記

    最近論理学のを読んでいたんだけど、そうしたら、僕らが生きているこの世界は生の現実ではなくて現実と見分けが付かないくらい精巧なコンピュータシミュレーションの中の世界である可能性が極めて高いということが分かった。僕らはみんなコンピュータゲームの中の人工知能みたいなものだ。 現在の科学技術ではまだ人間と同じように意識を持つプログラムや世界全てをシミュレーションするようなプログラムは作れないけれど、遠い未来、もっと技術が進めば作れるようになる可能性が高い。そして、シミュレーションの中の存在は、それが現実ではなくてシミュレーションの中ということに気づくことはできない。 漫画小説の中の人物が自分がフィクションの中の存在だと気づけないのと同じだ。 なぜ現実ではなくてシミュレーションである可能性が高いと言えるのか。喩え話で書いてみる。 ・問題1 お互いに見分けのつかない袋Aと袋Bがある。 袋Aには赤い

    この世界は作り物だった - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2015/10/16
    可不可、正誤、優劣、を除外するといろいろなものは面白くなる、
  • 何かを終わらせるために書いてる - phaの日記

    最近当に全てにやる気がしなくてウアーッって感じで、体調もあんまり良くなくてウヒーって具合で、ひたすら引き籠もって無為に毎日を過ごしている。だるい。 そうした不調の原因の一つとしては、ちょっと前に出した『持たない幸福論』で「自分はこういうことを考えてこういう風に生きている」ということを書き切ってしまったせいかもしれないと思っている。 Tumblrで流れてきたこのTweetを見て、こういうせいもあるんじゃないかと思った。 昔、プロゴルファーの誰だったかが「これまでの人生で得た自分のゴルフ理論を一冊のにまとめたら大スランプに陥って、まったくスコアが出なくなった」という話を見た事があるんだけど、それも言語化しちゃいけない領域を言語化しすぎたが故に、抜け落ちた部分を埋めきれなくなったんじゃないかと思う— Nao_u (@Nao_u_) 2013年12月28日 思うに、文章を書くというのは、自分の

    何かを終わらせるために書いてる - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2015/10/06
    現状のあらわれであるかも知れないし、願望のあらわれでもあるのかも知れない、整理&整頓、“客観的な視点から言語化しようとする行為は、終わりかけてるものをはっきりと終わらせる効果があると思う。”
  • お金がないと幸せになれないのか - phaの日記

    AKBメンバーは結婚相手に“年収1,000万円”望む、正社員平均は442万円。 | Narinari.com 昨日放送されたフジテレビ系「僕らが考える夜」というAKBメンバーらが出演する番組で「最近の若者は働かない人が増えているのか?」「お金は幸せに必要なのか?」みたいなテーマで話したりしました。自分をテレビで見ると冷や汗出ますね……。まあなんとか番組としてまとまって放映されていて安心しました。 お金ねー。難しいですね。お金は生きていくには必要なものではあるけれど、でもそんなに一定以上いらないな(だからあまり働きたくない)と思うのも事実なんですよね。僕は金持ちになったことはないけどサラリーマンをやっていたときはあって、そのときは毎月十数万くらいの手取りだったんだけど、あんまりお金使わないので結構お金が余って貯金してたんですよね。だから「お金そんなにいらない、仕事だるい、仕事したくない」と思

    お金がないと幸せになれないのか - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2015/05/22
    産まれて生きているとなぜか権利を与えられ義務が発生して欲がないと義務を果たせない、感ある、
  • 近況 - phaの日記

    冬は大体頭とかつま先とかが寒さにやられてしまって心も体も固まった状態で寝込んでるんだけど、最近ようやく春の訪れ的なものがやってきて体がまともに動くようになってきた。素晴らしい。 しかしちょっと暖かくなって桜がパーッとしたと思ったらすぐに雨がザーッと降って散ってしまって、寒の戻り?みたいな寒さがまたバーッときて、微妙にこごえる毎日だ。僕は足の先が冷える人間なので外出時は下を二重履きした上で足の裏に貼るカイロがまだ必須なんだけど、最近はもうドラッグストアでも足用カイロがあまり売ってなかったりする。つらい。 まあ今年もまた花が咲いたり芽が出たりしてよかったですね。またなんか野菜とか育てようか。 花といえば最近読んだこの記事が面白かった。 「毎年4、5人は死んだよ」昭和初期の小金井桜の花見 いやー、昔ってすごい。野蛮で暴力的で命が軽い感じがある。今だと考えられない。 『犯罪社会学研究』第38号

    近況 - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2015/04/16
    現れ方が変わった様にも思う、枠があれば枠に収まり実現され、無ければきのまま実現される、“社会から野蛮さを排して表面的に小奇麗に装うことで、臭いものに蓋的に覆い隠されてしまうものもあるかもしれない。”
  • ときどき自分の中がワーッとなる - phaの日記

    二十代半ばくらいのときに、世の中にはときどき自分の中がワーッとシッチャカメッチャカになってどうしようもなく落ち着かなくなってしまう人と、あんまりワーッとならない人の二種類がいることを知った。僕はワーッとなるほうなので、みんなはワーッとならないのか……すごいな……と思った。 僕は長時間仕事をしたり人と話したり一日中外に出ていたりすると、疲労が溜まるせいか外部からの刺激を受けすぎるせいか、神経がヒリヒリに昂ぶって、体全体も頭の中もワーッとなってザワザワ騒ぎまくってる状態が続いて、気分は不安定で呼吸は浅くなり、落ち着いて話したり歩いたり行動したりが全くできなくなってしまう。そこから回復するには、暴飲暴をするとか、家に帰って一人の部屋で布団にくるまり続けるとか、ひたすら大音量で中島みゆきやメルツバウを聴き続けるとか、そんな風にして自分のざらついた神経をなだめる作業が必要だった。 でもどうも世の中

    ときどき自分の中がワーッとなる - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2015/04/01
    いろいろなひとがいていろいろなひとがいるのでいろいろな接し方がある、
  • 一人で意味もなくビジネスホテルに泊まるのが好きだ - phaの日記

    一人でビジネスホテルに泊まるのが好きで、ときどき用もないのに泊まりたくなる。1泊4000円くらいの一番安いやつだ。なんとなく毎日の生活に飽きてきたときとかに、ネットの旅行サイトでとにかく安いビジネスホテルを検索して、「1泊4000円プラス交通費を出せば、行ったことのない街でぶらっと散歩したり適当に飯屋でごはんをべたりしてからいつもと違う部屋の清潔なベッドでゆっくり眠って朝を迎えられるのか……」と想像するだけで、なんか解放感を感じる。 ビジネスホテルのあの、とりあえず生活に必要なものは一通り揃っているけれど全部高級ではなく安っぽくて、部屋も狭くて、でもそれなりに清潔感だけはあるという最低限で機能的な感じが好きだ。変に高級なホテルだと(あんまり泊まったことないけど)「ここはいい部屋なんだからあまり散らかしてはいけない……」とか「だらしない格好で寝そべるんじゃなくてもっと優雅に過ごさなければい

    一人で意味もなくビジネスホテルに泊まるのが好きだ - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2015/01/20
    よくわかる、とても、“結局、自分が欲しいものは最初から全て小さい部屋の中にあった。外に何かを求める必要はない。”
  • 病気と健康の話ばかりする中年にはなりたくなかった - phaの日記

    固い肉を噛んだりして右下の奥歯にヒットすると激痛で5分間何もできずにうずくまるくらいの虫歯になってしまったので、6年ぶりくらいに歯医者に行った。奥歯以外にも虫歯があったり歯石が溜まっていたりいろいろ問題があったので毎週一回歯医者に行って地道に治療を続けている。 歯周病も少し進行しかけてるみたいな話だった。歯周病ってよく知らなくて、歯茎がちょっと腫れるくらいだろとか思ってたんだけど、そうじゃなくて歯茎の下の骨もだんだん減っていって歯が抜けるみたいなやばい症状だった。怖。何それ。ちゃんと歯を磨こう。でも虫歯で歯医者に行った直後はいつも「ああ、今までの自分は愚かでした。これからはきちんと毎日歯を磨くことを誓います」って思うんだけど、時間が経つとそれを忘れてまた歯磨きがいい加減になってしまう。僕はいつまで歯を残せるのだろうか。死ぬまでのあいだなんとか逃げ切れるだろうか。歯は少しずつ着実に、しかも不

    病気と健康の話ばかりする中年にはなりたくなかった - phaの日記
    yom-amota
    yom-amota 2013/03/14
    とてもよくわかる、
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