インターネット文学とは - phaの日記

はてな20周年を記念して、はてなインターネット文学賞というのが開催されるそうだ。 インターネット文学と言うからには、それは本屋で本を買えば読めるような文学とは全く違うものであってほしい。 本や雑誌では絶対に読めないようなわけのわからないものが読みたい。書籍化や収益化を狙っていそうなブログなどは論外。世間的な評価や金銭的な見返りを求めて書くのではなく、文脈不明のエネルギーのほとばしりが衝動のままにネット上にぶちまけられたような文字列。あとに残って長く読まれることなんて全く考えず、時間が経てば一体何のことを書いているのかもよくわからなくなってしまう、日々ネットに生まれてはすぐに消えていく無数のあぶくのような営み。僕はネットを見るとき、そんな虚無へと捧げる供物のような文章が読みたいといつも思っている。 そうした文章の一つの極北として、次の記事を紹介したい。 tender-mountain.hat

[pha]

この文章は文学賞の選評みたいに書くべきかと思ってちょっとカッコつけて書きました

[kuzumimizuku]

わかる。はてなインターネット文学賞がどういうものになるのかはわからないけど、インターネット文学は書籍(化する価値観)の文学とは別の価値観の中で輝く孤高の存在であってほしい。

[gadie_8107]

“書籍化や収益化を狙っていそうなブログなどは論外。世間的な評価や金銭的な見返りを求めて書くのではなく、文脈不明のエネルギーのほとばしりが衝動のままにネット上にぶちまけられたような文字列。”

[yom-amota]

たまたま客が録ってたライブ音源しかない昔のバンドみたいでよいな、“今ではWayback Machineの奥底にその痕跡を残すのみだ。”

[whiteshirt]

“書籍化や収益化を狙っていそうなブログなどは論外。世間的な評価や金銭的な見返りを求めて書くのではなく、文脈不明のエネルギーのほとばしりが衝動のままにネット上にぶちまけられたような文字列。”わかる。

[pero_pero]

わかる、めちゃくちゃなものが読みたい

[nunodan]

金銭二の次のわけわからんバイブスにあふれた文章はたしかに読んでみたい

[umazura_factory]

インターネット文学というとはしごたんが懐かしい。

[chira_rhythm55]

“インターネット文学と言うからには、それは本屋で本を買えば読めるような文学とは全く違うものであってほしい。”

[NOV1975]

わけわからないのもではないけど、構成から含めてならではというもので「とあるかぞく〜」を推したいな

[takutakuma]

その時にその文化を味わってる人だから分かるような消えてしまいそうな儚い文章が読みたい。

[kako-jun]

1000年残したい、単著を買って、という中の人の記事と、「すぐに消えてしまうからこそ強く輝く」「金銭的な見返りを求めて書くのではなく」という外の人の記事が並んでて面白い

[hatayasan]

2007年ごろに書かれた『ある個人史の終焉』はノミネートに値すると思う。

[teto2645]

同意。書いてる人も読んでる人もなぜこの文章に携わったのかわかんなくなるようなものが望ましい。

[kinaco68]

“すぐに消えてしまうからこそ強く輝くものがあるのだろう”