5年ぶりに美容院を変えた。 突如ってことではなくて、積み重なった不満がついに決壊した結果ではある。 髪形がベリショなので、だいたい月に1度か2度のペースで通ってたんだけど 13時と予約を1週間前に入れても店で待たされることが多い店ではあった。 5分や10分なら目くじらなんて立てないけれど、酷い時には1時間くらい待つ事もあった。まぁそれでも本読んでるので待つ事は苦ではない。 しかし、美容院が14時から14時半に終わったら、移動して余裕があればコーヒー飲んで待ちつつ、15時くらいの映画を見ようってざっくりとした計画が成り立たない。 店で1時間も待てば15時から始まる映画も見れないって事になる。俺一人ならまだしも、ツレの予定も狂う事になると目も当てられない。 待たされること自体も良くはないが、休日の予定が狂う事が、人の予定も巻き込むこともあって不愉快だったんだよな。 で、30分以上待たされること
大学生のときにホストのバイトをしてた。理由は留学資金が欲しかったから。大学で上京させてもらったが、留学資金までは頼れない。長期留学の奨学金は高倍率だし採用されるかどうかわからない。というわけで大学にも慣れ、実験演習などのハードな講義が終わり、成人したタイミングでホストを始めた。未知の世界だったが、先輩たちはとにかく優しかった。よく漫画とかドキュメンタリーで見る新人ホストがしばかれるのはヴィジュアル全盛期だった昔の頃の話。今は人材確保のためにどこのホストもお客様よりプレイヤーを何より大事にする。 お店は歌舞伎町。スーツにスジ盛りではなくマッシュヘアに私服みたいな感じでチームに別れて接客する。最初は同じチームのリーダーや先輩のヘルプについて仕事を覚えるのだが、すぐに慣れた。先輩やお客様の話に相槌を打ちながらお酒をつくり、水滴のついたグラスを三角おしぼりでふき、先輩に振られた話題で話をしてお酒を
生まれてから高校卒業までを過ごしたこの街は県庁所在地というだけあって都会機能の一揃いがひとつまみずつ鎮座している それは物理的距離や交通の不便から他の同規模以上の都市に気軽に移動できない(できてしまわない)ことの裏返しかもしれない 人口は微増から微減へと転じたらしい 他市町村から吸い上げていてこれかとも思うが、東京という巨大なブラックホールを抱えたこの国では仕方のない自己相似なのだろう 学生時代は米より安いパスタを茹でるか、白飯おかわり無料の店へ行くか、絶食して寝るかの3択を繰り返していた 自炊は1人ぶんをつくるのが一番高くつくのを知った数年だった 逆に言えば数人分であれば外食よりも随分と自炊のほうが安くすむ 父の料理趣味もあって、よほど忙しくなければ外食をしないのが「うち」の不文律だ 不文律というには例外がある 日曜にもかかわらず年度末の怪物に忙殺されてしまった料理番が「昼は適当に食え」
在宅勤務ではじめてラーメンを作ったところ、獣臭くなってむせたことを書いたら、作り方を守らないとか散々叩かれて凹んだ増田です 確かにラーメンを作ったのは初めてだったけどあそこまで叩かなくてはいいのでは、クソッと思って、ネットでラーメンの作り方を勉強していたところ、最近はオメガラーメンとか、類似のオメガ系というラーメンが東京を中心に流行っていると知った 肉をコーラで煮てコーラーベースのスープを作れば奥深い味になるらしく、これなら自分にもできそうだと思い、さっそくスーパーに行った コカコーラの2リットルボトルを買おうと思ったら特売になってはいなかった そのかわり、ダイドーのミスティオコーラというものが350mlの6缶1パックで特売だったので買った コーラで豚肉を事前に煮れば今度は獣臭くならずに余裕だと思ったのでまたバラ肉を200グラム買った 麺は袋入りの生ラーメンが特価だったのでそれを買ってきた
赤羽駅から渋谷駅に行くとき、ちょいちょい古ぼけた謎のホームを見かける。 しょっちゅう通るわけではないので、通る度に「こんなんあったな」と思いつつ通り過ぎる。 先週通った際、不可解な事実に気づく。完全に無人ホームなんだよ。 渋谷と赤羽の間に存在するのに、完全に無人なんてありうるか? 記憶を辿ってみても、人がいた記憶がない。 どうしても気になったので、真相を確かめるべく電車に乗った。 GPSを確認しながら、ボンヤリと外を眺め続ける。 十条、ない、池袋、ない、新宿、あった! 明治神宮のすぐ近くのようなので、わざわざ山手線に乗り換えて原宿駅で降りる。 原宿駅からあたりをつけた場所へトボトボと進むと、徒歩3〜4分程度の場所に古びた謎のホームを発見した。 あっさりしてんな。 線路上までフェンスが伸びてて、何の為にあるのかよくわからん。 門の前に「駐車禁止」と書かれた何かが置いてある。看板ではないけど何
98歳までボケることもなく足腰も丈夫だった(死因は肺炎だった)んだけど、 表題の通りあらゆる食い物に味の素を添加して摂取していて、ある程度家族も巻き添えになってた。 1kg入りの袋を2~3か月毎に買ってたと言えばただ事で無さが伝わるだろうか。 そんな生活を何十年もしていた。 世間では味の素でボケるとか味覚障害になるとかたまに言われるが、味覚障害についてはなるかもと言わざるを得ないけどボケはまったく感じなかった。 数独とかクロスワードとか自分より解くの速かったし、その年代にしては珍しいことに英語もできた。 そのばあちゃんの味の素の使い方が変わっていて、料理をぜんぶ味の素ナシで作ってから、食べる直前にスプーンでがばがばっとかけてたのよな。 見た目のインパクトも絶大だったし、味の面でもグルタミン酸は閾値を超えると味覚では分からないとよく言われるがさすがにその分量だとガクンと脳に来る感じもあった。
ウクライナのニュースみて思ったんだけど、第二次世界大戦のときに比べて、私企業の制裁の破壊力って滅茶苦茶増してると思うんだがどうだろう? 具体的にいうと、MicrosoftやAppleのロシアでのビジネスストップをみて思ったんですよ。 現代社会って企業体が大きくなりすぎて、私企業による私刑みたいなことが可能ってこと? プーチンじゃイメージわかないから、例えば岸田総理が東アジアの隣国あたりに侵攻したとするじゃん? それにアメリカの企業がブチ切れたら、↓みたいな対応もできちゃうってこと? VISA「日本で決済事業やめるわ」 Master「うちもやめるわ」 Diners, Amex「俺らもやめるわ」 Microsoft「Office売るのやめるわ。365も契約させない。OnedriveもSharepointも止めたる。日本だけWindows更新させねぇ。脆弱性放置してやる。」 Apple「端末売る
地元のスーパーマーケットで働いて3年。レジ打ちをしている。 私は、もうすぐ専門学生ではなくなる。不景気でも、こんな私でも内定をくれる会社があって、春からは社会人になる。 その前に、どうしても増田で聞いておきたいことがある。 去年、私には気になる人がいた。私がレジに立っていると、ワイシャツの上に黒のベストを着た社会人の男性が来て、たまに話をしていた。いつも私のレジに並ぶ人だ。 「風が冷たいね」とか、「雨が多いね」とか、「今日は目の下がキラキラしてる」とか、「雰囲気かわったね」とか、他愛もない話ばかりだった。けど、その人は自信満々で、瞳の力が強くて、いつの間にか気になる人になっていた。 夕方~夜に働いている時、何十メートルか先のフロアにその人を見つけると、レジから身を乗り出して姿を追っていた。好きではないけど、少しは気になる、好きかもしれない、という感情だった。 半年が経った頃だ。 レジ数台が
https://anond.hatelabo.jp/20170828205222 あれから5年だ 滑るように時が経った 結局のところ、どんなに人と触れ合っても何の意味もなかった 本当の意味で他人に興味を持つことができなかった 相手を見ているようで、自分をその先に見ているだけだった 相手を思いやっているようで、その実は自分がどう見られているかを気にしているだけだった 相手に尽くしているようで、自分の思う通りにしていたいだけだった だから、だからだ 最後の最後になって、こんな所まで来て、私の所には何も残らなかった 私はきっと、死ぬまで独りぼっちだ 他者と、本当の意味で関わる/交わることのない人生を送るのだ 他人のために真剣になれない 「それぞれの人生でしょ」と思ってしまう 他人と本音で向き合おうと思えない 「もし自分の思いが否定されたら」と怖くなってしまう 他人と人生を共に歩もうとは思えない
某女性プロゲーマーのことは、積極的に活動を追いかけてたわけじゃないけど、結構好きだった。 かわいいからじゃない。 対戦相手やキャラクターにキレ散らかす様が、完全に格ゲーやってるやつの「それ」だったから。本物だな、と思った。強さとか弱さじゃない。格ゲーと本気で向き合ってるな、と。 暴言の質が女性特有(これも女性差別になってしまうんだろうか?)の「男が引く」タイプのものだったことを考えると、本当の意味で「ゲー○ングお○様」を体現していたと言えなくもない。 そんな氏のことをなんとなく受け入れてしまっていた格闘ゲーム界にも反省すべき点はあったのかもしれない。 もっと早めに「人前に出るプロとしてそういうことを言ったらアカン」と注意すべきだった。もっとも及び聞くところによると先輩プロゲーマーが手を焼くレベルで気が強かったという彼女が素直に注意を聞き入れていたかどうかは怪しいが。もしくは既にそのような注
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