あなたは確固とした「自己肯定感」を持っていますか? 他人の視線や言葉が妙に気になったり、ちょっとした失敗で深く落ち込んでしまったりするようであれば、自己肯定感が低くなってしまっている可能性が大です。 自己肯定感とは、簡単に言うと、自分の存在を肯定的に受け止められる感覚のこと。自己肯定感が高いと感情が安定し、人生で起きるさまざまなことをポジティブにとらえられます。反対に、自己肯定感の低い人は「自分なんてダメだ」という感覚にとらわれ、ネガティブになりがちです。 よく言われるように、私たち日本人は諸外国の人に比べ、自己肯定感が低い傾向にあります。内閣府は2014年、日本・韓国・米国・英国・ドイツ・フランス・スウェーデンの国際比較結果を公表。自己肯定感の高さを問うどのアンケート項目においても、日本は最下位でした。「自分自身に満足しているか?」という質問だと、「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」