英国ノーサンプトンシャー州ブラックリーに住むビジネスマン、ポール・トリンダーさん(54)は英国航空デリー発のファーストクラスで眠りについていた。 彼が目を覚ますと、いつのまにかそばに女性が座っている。痩せていて顔色が悪い。具合が悪いのだろうか。するとそのうち女性の体はシートベルトからずり落ち始め、機体の動きに伴い前後左右に揺れ始めた。 トリンダーさんが客室乗務員に隣の女性のことを告げたところ、彼はショッキングな事実を知らされた。隣の女性は死体だったのだ。 エコノミークラスの乗客だったこの女性は離陸まもなく死亡、エコノミークラスは満席だったためファーストクラスの席に遺体を置くことになった。客室乗務員は彼に我慢するように告げたという。 「客室乗務員は私に何も言わずにそばに遺体を置いていったんだ。」「ずっと『俺は3000ポンド(60万円相当)も払ってファーストクラスに乗ったんだぞ』と考えていたよ