「ヒューマンネイチュア」「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」といった、ポップでオシャレな作品を十八番とするミシェル・ゴンドリー監督。彼の最新作「僕らのミライへ逆回転」は、レトロなレンタルビデオ店を舞台にした、映画への深い愛を綴ったノスタルジックな物語だった。 レンタルビデオ店で働くマイク(モス・デフ)は、店長のフレッチャー(ダニー・グローヴァー)が留守の間、店を任されて大張り切り。しかし発電所で強い電磁波を浴び、体が磁気化してしまった廃品業の友人ジェリー(ジャック・ブラック)のせいで、全てのVHSの中身が消去されてしまう。タイミングの悪いことに、常連客のおばさんが「ゴーストバスターズ」を借りにきた。窮地に陥ったフレッチャーとジェリーが考えたアイデアとは、自分たちで名作を撮り直し、それを貸し出すというもの。ところが、このめちゃくちゃチープなリメイク版が大ウケして、2人は街の人気者
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