ブラザー工業は24日、メガネ型のディスプレー装置を世界で初めて開発したと発表した。実際の視野を妨げることなく画面を確認できるのが特徴で、10月から製造現場の作業員用機器として出荷を始める。 メガネのレンズ部分にディスプレー装置を取り付けると、ディスプレー内で表示されている映像が目の前に広がる。映像を投影している反射板が半透明であるため、装置を付けたままでも視界を確保。目の前の風景とディスプレー内の映像を同時に確認できる。 当面は業務用のみでの販売だが、将来的には娯楽用機器としての販売も検討中という。