道頓堀川から引き上げられ、上半身と下半身と右手が合体したカーネル人形=11日午前、大阪市中央区(撮影・安元雄太) 大阪市の道頓堀川遊歩道整備工事中に発見された24年前に川に投げ込まれたケンタッキーフライドチキン(KFC)のカーネル・サンダース人形が、市から日本KFC社(東京都)に引き渡されることが11日、決まった。同社は「活用方法は未定」としているが、球団関係者やファンからは「甲子園に設置を」とのラブコールが相次いでおり、今後の行方に注目が集まりそうだ。 市などによると、市が拾得し所有者が分かるものは、協議のうえ返還することになっている。今回の人形の所有者はKFC道頓堀店だが、同店はすでに廃業しているため、市が日本KFC社と協議していた。 通常、人形は同社が営業店舗に売却しているため、同社側に所有権があるかどうかが不明で、引き取りができるかを「検討中」としていたが、府警南署が「問題ない」と