忍者を学び、楽しむイベント『甲賀流忍者復活祭』が2月21日、滋賀県甲賀市の「忍の里・プララ」で開催され、甲賀市長や忍者の末裔らが登場。独自の調査から、少なくとも88世帯が甲賀流忍者の末裔であることを確認したと発表した。 右から甲賀忍術研究会の井上直哉さん、「甲賀の里 忍術村」の北澤晃さん、忍者の末裔・伴勇資さん、中嶋武嗣甲賀市長 北は「早道の者」(青森県)、西は「山くぐり」(鹿児島県)と呼ばれ、日本各地に存在した忍者。甲賀流と伊賀流の認知度が全国的に高いものの、これまでその実態はほとんど掴めていない。そこで甲賀市は「甲賀流忍者調査団 ニンジャファインダーズ」を結成、今年1月にその調査に乗り出した。「甲賀五十三家」という甲賀流忍術を伝承している家々と同じ名字、725世帯にアンケート調査を行い、224世帯から回答を得た。 調査の結果、224世帯のうち88世帯が忍者が子孫である可能性が高く、その