トヨタ自動車は26日、自社で開発した水素で電気をつくる燃料電池システムの外販に2021年春に乗り出すと発表した。燃料電池車(FCV)の新型「ミライ」用に改良し、小型化した部品をまとめてシステム化し、外部の事業者が使いやすくした。鉄道や船舶、発電設備などの事業者向けに売り込む。 水素は二酸化炭素(CO2)を出さない環境性が注目されている。燃料電池の普及を促進させ、水素の用途や利用量を増やし、補給所などのインフラ整備の機運を高める狙いもある。 水素と酸素を反応させるスタックや、電気の出力を高めるコンバーターなどを箱状に収納した。
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