2008年06月25日06:06 理解を深めて、人と向き合う―『もし部下がうつになったら』 カテゴリSEの本棚 gaseidou2 Comment(0)Trackback(0) もし部下がうつになったら 「携書」 このブログでも、 何度かふれていますが、 IT業界における、 うつの発生率はかなりのものです。 いつ自分がそうなっても、 おかしくありません。 とくに、 上司がうつになってしまった、 というケースは、 少なくないでしょう。 なぜならば、 IT業界においては、 チームリーダーや、 プロジェクトマネージャが、 うつになることが、 非常に多いからです。 この本、 『もし部下がうつになったら』は、 うつになってしまった人を、 どう受け入れ、どう対処していくか、 つまり、職場の視点で書かれた本です。 こういう、 職場の視点で書かれた本は、 ほとんどないのではないでしょうか。 目次 【プロロ
グリーフ・ワーク—悲しみを癒す作業— ヒーリング&リカバリーインスティテュート水澤都加佐 横浜カウンセリングオフィス 水澤 都加佐 【水澤都加佐 みずさわつかさ】 学習院大学卒、日本社会事業大学研究科修了。一九七五年より米国の諸施設や研究所において、アディクション問題へのアプローチ、家族問題プログラム、集団療法などに関するトレーニングを受ける。神奈川県立精神医療センターせりがや病院心理相談科長をへて、一九九四年四月より、(株)アスク・ヒューマン・ケア取締役研修相談センター所長。二〇〇五年四月に横浜に「ヒーリング&リカバリーインスティテュート」を開設。アルコール薬物問題全国市民協会(アスク)副代表。著書には『もえつきの処方箋』、『もちきれない荷物をかかえたあなたへ』、『子どもを生きればおとなになれる』など多数あり。 Q 先生のところに持ち込まれる相談にはどのようなものがありますか。 A 家族
◆12月号◆『牧師が読みとく般若心経の謎』出版にいたるまで 京都聖書教会牧師 東京基督教大学専任講師 大和 昌平 私の心の原風景として、念仏を唱える祖母の後ろに座って手を合わせる子供の私の姿があります。祖母は横浜に嫁し、若くして夫に死に別れたあと郷里の福井に帰り、女手ひとつで子供たちを育てた人でした。小学校の用務員などをして生計を立てた祖母の心の支えが、南無阿弥陀仏のお念仏でした。その長男である父は戦後大阪に働きに出て、結婚して祖母を呼び寄せました。私はその長男として大阪で生まれたので、ずっと祖母と共に暮らし、祖母に連れられて浄土真宗のお寺参りにもよく行きました。しかし、お年寄りだけが集うお寺という世界は、自分には無関係だと子供心に思っていました。 父の仕事の関係で岸和田市に転居し、そこで高校一年の時にはじめてキリスト教会の門をたたきました。友人に誘われて市民会館に映画を観にいったのが、き
« 長文テキストを画面上で読みやすく表示する Text Viewer for Novel | Main | ウィンドウ背後に隠れたデスクトップ上のアイコンを浮上させる DeskLamp » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評:文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評: 仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術|書評:社会・世間 |書評:教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数
戦争は人類最大の狂気だ、とよく言われる。一体、その場合の狂気とは何だろうか。まさか戦争突入のきっかけを作った軍人や政治家が揃って精神病だったわけでもあるまい。 俗耳に入り易い言葉は物事の本質を覆い隠す。「戦争=あってはならないこと」だから、考えなくていい、という思考が導かれるだけだ。そうではなくて、「ありえること」として、狂気の中身をちゃんと見ておくべきではないか。そんな問題意識から、戦争を引き起こし、遂行する狂気の解明を目指したのが本書、著者いうところの〈戦争に至る精神病理学〉である。 著者は日本における精神科緊急医療の第一人者。自殺や自傷の恐れがある、他人への暴力行為が止まないといった、寸刻を争う処置が必要な重度の精神病者専門の精神科医だ。父親が旧軍人、戦後は陸上自衛隊の幹部だったことで、軍事と現代史に興味を持ち、門外漢という立場でありながら本書を書き上げた。 「戦争を引き起こす脳」は
この本を読みはじめて、少し前に見たワイドショーの一場面を思い出した。 有名な噺家と元歌手というカップルの離婚会見の模様だ。金屏風の前で笑顔をふりまき、ギャグを飛ばす元妻。「離婚」という人生の重大な局面におよそ似つかわしくない、浮ついたテンション。そのはしゃぎっぷりに異様なものを感じたのは、きっと私だけではなかっただろう。見てはいけないものを見てしまったような後味の悪さが残った。 読み終わって、なるほどと思った。不快を引き起こした正体、あれはそう(躁)だったんですね、と。 『問題は、躁なんです』は、精神科医・春日武彦氏の最新刊である。『病んだ家族、散乱した室内』『不幸になりたがる人たち』など、現代人が抱える数々の精神病理に切り込んできた著者が、なぜいま「躁」をとりあげるのか。前書きには、 〈うつがあれば、躁もある。ただし躁が取り沙汰されることは少ない。躁病のみを取り上げた一般書もない。これに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く