書店の売り場縮小や雑誌の休刊など、雑誌、書籍を取り巻く環境は依然として厳しい。電子化という新たな活路は見えているものの、“紙”からの切り替えは、すぐに進むものではなく、いまだ一部のユーザーのみの利用にとどまっているという。 紙媒体としての見やすさを残しながら、電子書籍の保存性、携帯性を享受するにはどうしたらいいのか。その1つの答えが、全国で815店舗の「TSUTAYA BOOKS」を展開するTSUTAYAと電子書籍サービスを手掛ける「BookLive!」が実施している「Airbook」だ。 Airbookは、TSUTAYA対象店舗で「Tカード」を提示して対象商品を購入すると、対象商品の電子版が無料で提供されるサービス。紙と電子の両方を取得することで実現する新たな読書体験が得られる。 2014年12月に開始し、現在対象店舗は810店舗。対象商品は月刊誌、週刊誌が158、ムックが91、書籍、コ
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