アメリカのAI研究企業「OpenAI」は、文章から超ハイクオリティーな画像を生成できるAIの最新バージョン『DALL・E 2』を今年4月に発表した。 そこでOpenAIのマーケットマネージャーであるアダム・ゴールドバーグ氏は、「ハンバーガーを手にするバーガーキングの油絵の肖像画」という文章をDALL・E 2に入力した。 すると、血に飢えたヘンリー8世にも負けていない、恐怖の大魔王みたいなバーガーキングが仕上がったようだ。
これはSFの話ではない。半分植物で半分動物の生物が人間の手によって誕生したようだ。 我々動物は大気や水中から呼吸により酸素を体内に取り込むことで生命活動を維持しているが、一方植物は光合成によって酸素を放出する。 ドイツの研究グループは、植物の持つ光合成の力を利用して、オタマジャクシの心臓から藻類を注入し、脳に酸素を与えることに成功したそうだ。 将来的には、酸素が乏しい水中や高地でかかる病気の治療や、研究用の組織やオルガノイドに酸素を供給する手段として利用できる可能性があるとのことだ。 藻類を心臓に注入し、緑色に染まるオタマジャクシ 動物に植物(藻類)で酸素を供給するなど突拍子もない話に聞こえるが、海綿動物・サンゴ・イソギンチャクなど、自然界には藻類と共生して、酸素や栄養をもらっている生き物がいる。 そこで、ドイツ、ミュンヘン大学のハンス・ストラカ教授の研究チームは、それをカエルのような脊椎
アートサイクロペディアの中で、「本や雑誌のイラストでは前例のない卓越性を持った時代だった」と述べられているように、19世紀末から20世紀初頭にかけてイラストレーションは黄金時代を迎えた。 その時代の著名なアーティストとして例を挙げると、ビアトリクス・ポター、ジョン・テニエル、エミール・バヤール、ハリー・クラークなどだが、他にもまだまだ世界的に有名なイラストレーターが当時には存在していた。 そうした彼らの画像が、オンラインデータベース『Old Book Illustrations』で無料ダウンロードできるという。 学術資料として存在する『Old Book Illustrations』 19世紀末から20世紀にかけて、絵本というスタイルに恩恵を受けたのは「完全に読み書きができる人」ではなかった。 一般的に、読み物には挿絵がついていることを期待し、読み書きができずともそのイラストでストーリーを理
愛する人が亡くなった時、遺族の悲しみを思い出に変える方法は、その国の文化や宗教により異なるだろう。故人への思い出を、形に残るもので記念としてずっと大切に保管しておきたいと思う遺族も少なくない。 アメリカのオハイオ州で葬儀屋を経営する父子は、そうした遺族らの希望を叶えるために、2年前からあるサービスを始めた。 それは、故人のしていたタトゥーを切除し、バランスよくフレームに入れ、壁掛けにしたアートワークだ。 そのアイデアには賛否両論あるようだが、遺族らからは年間100件ほどの依頼があるという。 アイデアは飲み会の会話がきっかけ オハイオ州クリーブランドで親子にわたり葬儀屋を経営するマイケル・シャーウッドさんと息子のカイルさん(28歳)は、2年前に友人たちとのある飲み会の席で、興味深い会話に行きついた。 ひとりの友人が「自分が死んだら、(自分の)タトゥーを保存したい」と言ったのだ。 その時、マイ
子供が駄々をこねた時、親は思わず「いい子にしないとお巡りさんにつかまっちゃうよ」、「鬼が出てくるよ」などといった嘘をついて、子供に言うことを聞かせようとする傾向がある。 そうした親の嘘は一時的には効果があるかもしれない。だが、今回の共同研究によると、親に嘘をつかれて育った子供たちは、成長してから親に嘘をつきやすく、社会での行動に有害な影響をもたらす可能性があることが明らかとなった。 379人の若者を対象に調査 シンガポールの南洋理工大学(NTU)は、カナダのトロント大学、アメリカのカリフォルニア大学とサンディエゴ大学および中国の浙江师范大学(Zhejiang Normal University)との共同研究で、親に嘘をつかれて育った子供は、大人になると嘘をつきやすく、矛盾に悩む社会の困難に直面する可能性があることを明らかにした。 この画像を大きなサイズで見るAlexas_Fotos/pix
大好きなアメフトチームのTシャツを自作した少年がいじめられていることを知ったチーム、そのデザインを公式Tシャツに 記事の本文にスキップ アメリカのフロリダ州のある少年に起こった出来事が、SNS上で人々の心を温かくしている。 大好きなアメリカンフットボールチームの応援をしようと、自作のTシャツを着て登校したにも関わらず、少年は複数の同級生にからかわれ、いじめられるという憂き目にあった。 これを知った教師が、フェイスブックでサポートを呼びかけたところ、少年の好きなチームのサポーターに次々とシェアされ、チームが知るところとなった。 チームは、少年のロゴデザインを公式Tシャツに起用するという粋な計らいを見せ、既に5万枚以上の事前注文が殺到する人気となっている。 テネシー大学アメフトチームのロゴを自作した少年 事の起こりは、8月末のこと。フロリダ州アルタモンテスプリングスにあるアルタモンテ小学校では
古典的な数学を応用することで、脳の構造を観察するまったく新しい方法が考案された。それによると、脳は最大11次元で稼働する多次元幾何学的構造なのだとか。 「想像だにしなかった世界が見つかってしまいました」とスイス連邦工科大学ローザンヌ校の神経科学者アンリ・マークラム氏は当時コメントしている。 「脳の小さな断片ですら、こうした物体が数千も7次元を超えて存在していたのです。一部のネットワークでは11次元構造すら見つかりました。」 人は世界を3次元の空間としてとらえる生き物だ。4次元空間でさえまともに想像できないのに、突然11次元と告げられても、何のことやらまるで理解がついていかない。いったいどういうことなのか? 高次元幾何学物体としての脳 この数学的脳モデルは、スーパーコンピューターでヒト脳を再現しようという計画「ブルー・ブレイン・プロジェクト」の研究チームによって作られた。 研究チームは、「代
今から6億年ほど前、単細胞生物はより複雑な多細胞生物へと進化を遂げた。 だが、そう知っていることと、それをリアルタイムで実際に目撃することとでは、天と地ほどの開きがある。 そして、これが文字どおり目撃され、しかも動画にまで撮影されたのである。 この進化にはたったの50週しかかかっていない。その引き金になったのは、シンプルな捕食者の導入であった。 Scientists have witnessed in real-time a single-celled algae evolve into a multicellular organism わずか50週で多細胞生物へ進化 アメリカ・ジョージア工科大学のウィリアム・ラトクリフ(William Ratcliff)氏らの目的は、単細胞生物による多細胞生物への進化を促した原因を探ることだった。 その仮説の1つは、単細胞生物に選択圧をくわえる捕食である
「futurism」というサイトがある。「未来主義」という名の通り、「人類の未来を形作る科学・技術のブレイクスルーとなる発見」を伝え、「人間の可能性を最大化する」べく働きかけていこうというサイトである。 さて、このサイトでは、インスタグラム上で毎週一コママンガを更新している。こちらは少しばかりシニカルで、現実を風刺しつつ、ひょっとしたら現状から人類が行き着く可能性がないとも言い切れないようなディストピア世界を描き出したものだ。
初めての飛行機の中で子どもが大騒ぎ!そこに救世主現わる。飛行中ずっと子どもたちの面倒を見てくれたおじさん(アメリカ) 記事の本文にスキップ 目的地に着くまで降りることのできない飛行機。密室に閉じ込められているだけに些細なことでもストレスが発生する中で、泣き叫んだり騒ぎだす子どもたちの騒音が耐えられないという乗客も多い。特に隣の席なんかだとなおさらだ。 数週間前、4ヶ月の息子とまだよちよち歩きの娘と初めて一緒に飛行機に乗ったジェシカ・ルディーンは、子どもたちが泣き叫び始めた悪夢のような体験をフェイスブックでシェアした。 「正直、母子もろとも飛行機から放り出されるのではないかと思ったわ」ジェシカは語る。ところが、搭乗してすぐ、娘が飛行機を降りたいととだだをこね始めたとき、トッドという男性が、子供たちを静かにさせるのを手伝ってくれただけでなく、フライト中、娘のキャロラインの相手をして楽しませてく
日本の場合、政治というよりも、政治家の不祥事がクローズアップされがちなので、政治の本質についての知見を得られる機会が少ないのかもしれない。 政治についての正しい知識を得たければ、専門の学部で学ぶか、自分でじっくり調べていくしかないだろう。上っ面だけ見たのでは、どうしてもバイアスがかかってしまいがちだ。 最近アメリカで行われた研究によると、政治に詳しくない人ほど、自分の政治的な見識に自信を持っていることがわかったという。 その傾向は、特定の政党に強く肩入れしている人ほど多かったとのことだ。 自分の知識を過大評価。ダニング=クルーガー効果の現れ 「能力の低い人ほど自分の無能さを認識できず、自己を実際よりも高く評価する」というダニング=クルーガー効果がここにも表れているという。 この研究の論文著者であるメリーランド大学ボルティモア校のイアン・アンソン助教授は、「ダニング=クルーガー効果によって、
特定の活動は人の認知機能を低下させることで知られている。アルコールを飲んでしまえば、誰であろうと知能テストで良好な成績など期待できないだろう。頭を何度も壁に打ちつけたって、やはり思考力の向上は望めない。 だが脳機能を低下させるものはほかにもある。そうした活動による悪影響は一時的ということもあるが、中には長期的に続くものもある。 ここでは科学的に裏付けられた知性を損なう可能性の高い10の事を見ていこう。 10. 薄暗い照明 この画像を大きなサイズで見るReferences:neurosciencenew 証明の明るさが学習能力に影響する。 ナイルグラスネズミは、人間と同じように昼に活動し、夜には眠る習性がある。その脳を研究するミシガン州立大学の研究者は、ナイルグラスネズミを迷路を抜けられるように訓練した。それからネズミを昼に明るい照明が使われるグループと、薄暗い照明が使われる2グループに分け
日本伝統の食べ物である寿司が世界中に広まっていった結果、様々な亜種が誕生していることは何度かお伝えしているが、なんかもうその概念すら危うくなってきている感はある。 カラフル甚だしいみたいなことになってたり、タコスみたいなことになってたりするのってまだマシな方なのかもしれない。 フランス人アーティスト、クリスチャン・ジロット氏は、寿司と女性を融合するデジタルアート作品を作り上げているようだ。 その共通点は「生」で「美味」にあるようで、テーマは、「Raw – The Ultimate Delicacy(生、究極の美味)」となっている。 ヨガのポーズをする寿司女 ジロット氏は、デジタルアート・ディレクターのオリヴィエ・マソン氏とタッグを組んでこれらの作品を発表している。 この画像を大きなサイズで見る 女性が寿司なのか、寿司が女性なのかもうよくわかんないんだけど、鮮度が良くてうまそうに見えなくもな
この画像を大きなサイズで見る インターネット上のトレンドは、日々ものすごいスピードで移り変わる。今日話題になっているネタだったとしても、明日には忘れられてしまう可能性だってあるのだ。 海外で人気のソーシャルサイト・ナインギャグが、インターネットで盛り上がったネタを永遠に残す計画をたてた。それがけっこう壮大で、きっと未来人もびっくりなんだ。 巨石にネットで話題のネタを彫って埋蔵 ナインギャグの9周年記念として進められたこの企画。インターネット上で最も愛されたネタを彫り込んだ巨大な石碑を、砂漠の真ん中に埋めようというものだ。 9周年にちなんで9つのネタを選ぶため、ナインギャグでは同サイトのフォロワー1億5000万人を対象にアンケート調査を実施。大好きだったネタを尋ねたところ65万人以上が回答し、独特な構えで塩を振るトルコ人「シェフ・ソルトベイ」や、世界を席巻したピコ太郎の「PPAP」、おもしろ
ユーチューバーのカミルさんはたった2分で頭痛を治す方法を紹介している。その方法はすごく奇妙なもので、たった3つの質問に答えるだけだ。 だがこれで本当に頭痛が嘘のように消えていったという人は多いのだ。頭痛や片頭痛はその原因が不明である場合が多い。この方法は原因不明と言われている頭痛に効果があるそうで、再生回数は170万回を突破している。 How To Get Rid Of Headache Or Migraine In 2 Minutes Or Less 上の動画を見ながら、以下の3つの質問に対する答えを頭の中にイメージしてみよう。 1.頭のどこが痛みますか? 2.その頭痛は色に例えるなら何色ですか? 3.その頭痛は例えるならどんな形をしていますか? さあ、もうあなたの頭痛は消えているはずです。 ただし、3つの質問全てをきちんと考えて回答しなければならない。動画では同じ3つの質問が、4回繰り
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