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ブックマーク / www.cinra.net (11)

  • 『マイ・ブロークン・マリコ』の残酷さとあたたかさ。映画化ならではの生々しさが伝えるもの | CINRA

    屈した日々を送るシイノトモヨが、テレビのニュースで親友マリコの死を知り、その遺骨を奪って旅に出る──。平庫ワカによる漫画『マイ・ブロークン・マリコ』は、2019年にウェブ漫画として連載されて更新のたびに話題を集め、『この漫画がすごい!2021 オンナ編』第4位、2021年『文化庁メディア芸術祭』マンガ部門新人賞など高い評価を獲得した。 女性の置かれる過酷な状況を描くとともに、女性ふたりの濃密な関係性を描いた作が、このたび永野芽郁主演、タナダユキ監督で実写映画化された。ライター・翻訳家の野中モモは、日頃厳しい現実を生きるなかで、フィクションでも女の子が悲しい目に遭う話はあまり見たくない、との思いがあるという。原作刊行時も恐る恐る読んだという野中が、映画『マイ・ブロークン・マリコ』をレビューする。 「亡き親友の遺骨を奪って旅に出る」という時点で、悲しい話であることはもう確定している。スカッ

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  • 菅田将暉が語る、芸術文化への問題意識。米津らと共有する価値観 | CINRA

    菅田将暉は、音楽を必要としていた。 俳優業のサイドプロジェクト的な歌手活動ではなく、むしろ、もっと泥臭く、もっと率直に、音楽と向き合っていた。音楽性とかスタイルではなく、より質的な意味で菅田将暉はパンクロッカーだ。鳴らしている音の根の部分に衝動と反骨精神が根付いている。筆者が彼のライブを初めて観たときの正直な感想がそれだったのだが、2ndアルバム『LOVE』では、そのことがより明確に形になっている。 アルバムには米津玄師が作詞・作曲・プロデュースを手がけた“まちがいさがし”を筆頭に、石崎ひゅーい、秋田ひろむ(amazarashi)、あいみょん、柴田隆浩(忘れらんねえよ)、志磨遼平(ドレスコーズ)といった菅田自身が敬愛するアーティストたちが参加。菅田自身が作詞作曲を手がけた楽曲も含む計11曲が収録されている。 以下のインタビューで、菅田は「一緒に闘おうとしてくれる同志のような人に出会えた

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  • 石野卓球が関西電気保安協会サウンドロゴをテクノ調にアレンジ、新動画公開 | CINRA

    関西電気保安協会の新ウェブ動画「関西電気保安グルーヴ」が日3月1日に公開された。 ウェブ動画「関西電気保安グルーヴ」には、関西圏で浸透している関西電気保安協会のサウンドロゴを、石野卓球(電気グルーヴ)が作業中の「音」を組み合わせてテクノミュージック調にアレンジした楽曲を使用。実際に関西電気保安協会に所属している協会員も登場し、突然の停電に怯える少女を救うために迅速に対応する様子が描かれている。

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    yooks
    yooks 2019/03/02
    ずるい
  • 中田ヤスタカが、世界の音楽シーンから見た邦楽の今後を語る | CINRA

    中田ヤスタカが初のソロアルバム『Digital Native』を発表した。映画『何者』の主題歌“NANIMONO(feat.米津玄師)”や、“Crazy Crazy(feat.Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)”、『ULTRA MUSIC FESTIVAL』の公式アンセム“Love Don't Lie(Uitra Music Festival Anthem)(feat.ROSII)”など、コラボレーションやタイアップ楽曲を数多く含んだ内容は、いわゆる「作品集」のように見えなくもない。しかし、作の背景には中田が常々語っていた「もっと作り手にスポットが当たってほしい」という強い想いがあり、能動的に「今作りたくて作った」という、正真正銘のソロアルバムだと言っていい。 そして、非常に印象的なのが『Digital Native』というタイトルだ。現在38歳の中田はもちろ

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    yooks
    yooks 2018/03/02
    「人気のグループがあるとして、そこに関わってる作曲家の名前を一人も挙げられないファンだっていると思う。結局アーティスト名って絶大な看板で⋯」。ももクロのファンは作り手が誰かを気にしている人多いかも。
  • 「DASH村」はTOKIOをどう変えた? 番組プロデューサーに訊く | CINRA

    TOKIOの五人が大自然を舞台にマルチな活躍をみせる異色のバラエティー番組として、子どもから大人まで幅広い層に愛されている『ザ!鉄腕!DASH!!』(日テレビ系)。その人気企画「DASH村」で経験を積み、今や自然体験のエキスパートと言えるほどの存在となったTOKIOは、自然とふれあい、農業を学ぶことで、どのように変化し、成長したのだろうか。 自然の魅力とそこでの体験価値を発見する東京都の新事業『Nature Tokyo Experience』の始動にあたり、『ザ!鉄腕!DASH!!』のプロデューサー・島田総一郎に話を訊いた。都会暮らしのアイドルテレビマンが、「DASH村」にハマった理由はどこにあるのか。都市で生活する現代人がいきなり自然に飛び込む面白さや感動、「DASH村」の経験から島田が実感した地域住民と交流することの面白さなど、大いに語ってもらった。 「DASH村」には、何もないが

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    yooks 2017/07/21
    "「住、食、遊び」が大事"。話は違うがフェスの楽しさってこれなんだなあと思った。特にライジングサンは住食要素が強いから楽しいんだよなあ。言ったことないけどおそらくフジロックも。根ざしている感覚が楽しい。
  • 『ヒットの崩壊』の柴那典が考察。2017年ポップカルチャーの要 | CINRA

    Suchmosと『けものフレンズ』から見える2017年の日のポップカルチャー Suchmosと『けものフレンズ』を対比させることから、今の日のポップカルチャーを巡る状況が見えてくるのではないだろうか。そんな考えがふと頭をよぎった。 もちろん、関連性は全くない。一方はバンドで、一方はアニメだ。わかりやすい共通点は、共に2017年の上半期を代表するヒット作だというくらい。そんなテーマで無理やり括るには乱暴にすぎる。でも、Suchmosのアルバム『THE KIDS』、特にリード曲となった“A.G.I.T.”と、『けものフレンズ』の主題歌“ようこそジャパリパークへ”を繰り返し聴いていると、徐々に浮かび上がってくるものがある。 Suchmosが指し示す「今、ここ」という場所 いろんな点で全く違う曲なのだけれど、実はこの2曲には共通点がある。それは、ともに「場所」をモチーフにしているということ。

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  • なぜ『逃げ恥』『カルテット』は人気を得た?TBS土井裕泰が語る | CINRA

    のエンターテイメント業界の最前線で戦い続ける人物に話を聞く連載『ギョーカイ列伝』。第10弾に登場するのは、『逃げるは恥だが役に立つ』や『カルテット』など、人気ドラマの演出 / チーフプロデューサー(『カルテット』のみ)を務めたTBSテレビの土井裕泰。 漫画原作を新垣結衣、星野源ら出演で見事テレビドラマに昇華し、「恋ダンス」が社会現象にもなった『逃げ恥』。先の読めないストーリー展開と軽妙な会話が熱狂的なファンを生み、椎名林檎の主題歌を俳優陣が歌うタイトルバックも印象的だった『カルテット』。どちらもSNSなどを通じて爆発的な話題を呼んだが、その成功の要因はどこにあったのか? 1990年代からドラマのディレクターを務め、『愛していると言ってくれ』や『ビューティフルライフ』などのヒット作にも携わってきた土井は、「時代が一周して、ベーシックに立ち返る時期に来ている」と語る。それはテレビ業界のみな

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  • 世間に誤解されてきた戸川純、貪欲に生き抜いてきた35年を語る | CINRA

    1980年代をニューウェイブの歌姫としてセンセーショナルに駆け抜け、一方では女優として『釣りバカ日誌』や『男はつらいよ』といった国民的な作品に出演し、ドラマやバラエティーでも活躍するなど、その特異な個性が光った戸川純。彼女がVampilliaとのコラボレーションによって過去の名曲を再録したアルバム『わたしが鳴こうホトトギス』を発表した。 今回の取材では、歌手活動35周年を記念した作品のリリースにあたり、戸川のキャリアを改めて総括。「不思議ちゃんとかメンヘラとか、さんざん言われてきたわよ」と笑って語る彼女の表現の源泉に迫った。 女優と歌手を並行させながら時代と戦った80年代から90年代。そして、体調を崩しながらも、女優と歌手を続けることに執着し、「生きる」ことへの情熱を燃やす現在。このインタビューによって彼女の人となりや哲学が伝わることを願いたい。 「私のことわかって」だけだったら歌わない。

    世間に誤解されてきた戸川純、貪欲に生き抜いてきた35年を語る | CINRA
    yooks
    yooks 2016/12/28
    「自分が見つかっちゃってどうしようもないから」。妹さんが自殺したとき「私みたいに"死にたい"と子どもの頃から言っている人間が長生きして⋯」と言ってたなあ。生への執着なんだろうな。同時代で良かった。
  • 手塚治虫をLGBTや心理学の視点から読む、Eテレ番組に園子温、斎藤環ら | CINRA

    『100分 de 名著スペシャル「100分 de 手塚治虫」』が、11月12日にNHK Eテレで放送される。 「名著」と呼ばれる作品を25分間の番組で4回にわたって紐解く『100分 de 名著』。特別版となる今回は、今年でデビュー70周年を迎える手塚治虫をテーマに据える。 番組には女装家でエッセイストのブルボンヌ、映画監督の園子温、精神科医の斎藤環、相愛大学教授の釈徹宗が登場。ブルボンヌはセクシャルマイノリティーの立場から『リボンの騎士』をLGBT問題や性の質にいち早く迫った作品として読み解いていくほか、園は『鉄腕アトム』の描線の魅力に迫る。 また斎藤は『奇子』『きりひと讃歌』といった作品を通して、手塚のストーリーテリング術が生まれた背景を心理学的に分析。釈は人間の宗教性の根源を描いた作品として『火の鳥』を取り上げ、宗教学の立場から考察する。 なおNHK-FMでは11月3日に『手塚治虫

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    yooks 2016/10/26
  • 『向田邦子賞』に藤本有紀、受賞作は松尾スズキ主演ドラマ『ちかえもん』 | CINRA

    東京ニュース通信社が主催する脚賞『第34回向田邦子賞』の受賞者が発表された。 前年度に放送されたテレビドラマの脚を対象とする『向田邦子賞』。今回の受賞者は藤有紀、受賞作は今年1月から3月にかけてNHK総合で放送された松尾スズキ主演の時代劇『ちかえもん』となった。 1967年生まれ、兵庫出身の藤有紀は、これまでに『ラブ・レボリューション』『花より男子』や連続テレビ小説『ちりとてちん』、大河ドラマ『平清盛』などの脚を担当。『ちかえもん』では、スランプに陥っていた近松門左衛門が人形浄瑠璃『曽根崎心中』を書き上げるまでの創作秘話をコミカルに描いた。

    『向田邦子賞』に藤本有紀、受賞作は松尾スズキ主演ドラマ『ちかえもん』 | CINRA
    yooks
    yooks 2016/04/06
    おお。たしかにちかえもんはニヤリともホロリともさせられるし、なにより小気味良いドラマだった。どの人物も人物造形が素晴らしかった。
  • 小林賢太郎が惚れ込む「自由」すぎる天才演出家・村井雄の正体 | CINRA

    ガタイのいい男たちが汗臭く繰り広げるパフォーマンスで、日のみならず海外で高い評価を得ている劇団「開幕ペナントレース」をご存知だろうか? 今回、彼らは数多くの若い才能を発掘してきた『世田谷区芸術アワード“飛翔”舞台芸術部門』を受賞し、2月に記念公演をシアタートラムで行なうことになった。 タイトルは『ROMEO and TOILET』。タイトルだけでも明らかになにかがおかしい。主宰の村井雄自ら「友達に説明できない芝居」と言うように、「どんなお芝居なの?」と聞かれても一言では言い表せないのが開幕ペナントレースの作風。しかし、その魅力を公演チラシの短い推薦文でズバリと言い当て、ガイドしている人物がいる。それがラーメンズとして、またコント師、劇作家、パフォーミングアーティストとして、舞台を中心とした活動で知られる小林賢太郎だ。 2009年、夏のニューヨークで出会ったという二人は作品を通じて心を通わ

    小林賢太郎が惚れ込む「自由」すぎる天才演出家・村井雄の正体 | CINRA
    yooks
    yooks 2016/01/27
    開幕ペナントレース、見たい!ラーメンズの活動が全くないのにザーメンズ公演が行われるかも。「笑い以外は声にならないので直接耳には届かない。でもそれを捉えるアンテナが村井くんにはある」。
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