はじめに セカンドライフは、オンラインゲームの類ではなく、3次元オブジェクトのレンダリング・ツール、モデリング・ツールであり、作成したオブジェクトを共有するための空間を提供するストレージ・サービスであると考えるべきです。そして、オブジェクトにLSL(Linden Scripting Language)と呼ばれる専用のスクリプト言語を実行させられる、一種のアプリケーション実行環境であるとも捉えられます。 ところが、経験あるアプリケーション開発者であれば、すぐにLSLが貧弱であまり実用的ではないということに気が付くでしょう。LSLは柔軟性に乏しく、簡単な計算と用意された関数の呼び出し、定められているイベントの実装程度の機能しか持ちません。クラスや構造体のようなユーザー定義型を作ることはできず、ポインタを使った多態性のあるコードを書くこともできません。 こうした制限からLSLはデータ処理に弱く、
あの有名企業までSecond Lifeに参入し、仮想店舗でプロモーションを始めた――そんなニュースが相次いでいる。だが華やかな報道でSecond Lifeに触れ、実際にログインして仮想店舗を訪れてみると、拍子抜けしてしまうユーザーがほとんどかもしれない。 三越、野村証券、ソフトバンクモバイル、ブックオフコーポレーション、エイチ・アイ・エス(HIS)、NTTドコモ、テレビ東京……8月21日昼、記者は有名企業のSIMや仮想店舗に改めて訪れてみた。最も人が多かったのはHISの3人、ほかは1~2人で、NTTドコモには店員しかおらず、ソフトバンクモバイルや野村證券には誰もいなかった。平日の昼間ということもあるだろうが…… 各社とも店舗はそれぞれ凝った作り。動画が再生できたり、無料アイテムがたくさん置いてあったりするのだが、とにかく人がいない。アバターがたくさん立っていて「にぎわってるなぁ」と思っても
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