先週、政府提出の海賊新法に対する民主党の修正原案がまとまった。 今週の火曜日に外務防衛部門会で「一任」を取り付け、翌水曜日の次の内閣(NC)で閣議決定されるまでなお予断は許さないが、一時は法案反対の姿勢がマスコミを賑わすなどきわどい情勢だっただけに、ここまで辿り着いたことに安堵している。 ニコニコ動画に激励(じつは嘲笑)の映像がアップされているのを友人から知らされたときには苦笑するほかなかったが、海賊対策の「言いだしっぺ」が結局は党論を説得できずに敢え無く反対、とならなかったことを率直に喜びたい。 党内には、何が何でも海上保安庁でやるべし、との議論が未だに燻っていはいるものの、外務防衛部門の役員を中心に極めて常識的な線で修正原案がまとまったことに感謝している。特別委員会における審議と並行して進められる与野党間の修正協議の結果はなお楽観できないものの、マスコミ報道に接した特別委員会の与党側理