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![三菱重工、航空自衛隊向け戦闘機「F-2」最終号機を引き渡し](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)
東日本大震災以来、石巻入りは3度目。漁港でまず目に飛び込んできたのは、無数の大きなカモメたちだ。灰色の翼のカモメのほかにまだら模様の鳥もいる。市場の方に聞くと、子供のカモメだという。 「慣れててね、肩にとまってくるのもいるよ。丸々太ってるでしょう。あの『餌付け』のせいだね」 確かにどのカモメもよく肥えていて、子犬ほどの大きさもある。「餌付け」のエサというのは、東日本大震災の津波被害を受け、海洋投棄した水産物のことだ。 石巻漁港では、沿岸の冷凍施設などが被災し、保管されていた水産物もダメになり、その処理を4月初旬から始めた。真空パックなどの包装があるものを除いて、そのほとんどを海に捨てた。廃棄された水産物の重さは5万トン。平均単価1キロ700円で計算して、350億円分が洋上に捨てられた。 「片山さんは税関総務部長だったから分かるでしょ。外貨扱いは保険がきくけれど、内貨として倉庫に入れたのは全
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