10倍速の効率に専門医レベルの回答精度―医師はChatGPTなどの生成AIをどう扱うべきか? 「医師による医師のためのChatGPT入門 臨床がはかどる魔法のプロンプト」著者インタビュー 大塚 篤司 氏(皮膚科医/近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授) 2024.07.18 簡単な指示文(プロンプト)を入力するだけで、専門家のような文章や画像などを即座に回答する生成AI。2022年にOpenAI社が発表したChatGPTに始まり、精度や機能のめざましい進歩とともに各業界で存在感を増しています。 医療分野でも、生成AIへの期待は高まっています。しかし、中には使い方がわからなかったり、安全性の懸念がぬぐえなかったりして活用に踏み切れない医師の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 「確実にできることは増えるし、仕事が早くなります。作業速度は体感”10倍速”」と生成AI活用による驚異的な変化を語る