内容は後日明らかになると思いますが、ワクチンに対する温度差が委員の中でもあり、あっちの方向に向いているとも思える人もいました。 結果は「ワクチン接種と死亡との明確な因果関係は認められない」としながらも、「安全性を判断するにはさらなる情報収集が必要」として結論は持ち越されてしまいました。 過去に起こったワクチンと死亡との因果関係を、100%否定することも肯定することもできません。マクロ(疫学データなど)で関連はないというデータが出ても、ミクロ(個々の事例)で関連はないとは言い切れないのです。100%因果関係を否定するには、「実はワクチンをしていませんでしたよ」という証拠を出すしかありません。 5例という数字が報道されていますが、その一方で分母である日本でのこれまでのワクチン接種数(ヒブワクチン150万、小児肺炎球菌ワクチン100万)や、ワクチンで救われた命の数という話があまり出なかったのは残