前回紹介した「さっとアウトライン法(難題がきたら、即、アウトラインを書くこと)」は元々、難題解決を少しでも楽にする方法として編み出した。しかし、アウトライン法にはもう1つご利益がある。それはグローバル人材の要件の中で、最重要な「構想力=デザイン力」を磨く練習となる点だ。 自分なりのアウトラインの描き方を会得する 構想力というと難しそうだが、それは、慣れていないだけのことだ。構想を描く練習を日夜行っている人はそんなにいないだろう。それだけに、誰でも、練習すれば必ず上達する可能性を秘めている。アウトライン法は、図らずもその練習(構想を描く練習)になる。アウトラインとは、構想にほかならないからだ。 前回は、「難題」のアウトラインを書くケースを想定したが、なにも「難題」に限る必要はない。むしろ、もっとやさしい普段の仕事でも、さっとアウトラインを書いてみるとよい。いや、さらに簡単なこと、例えば、今日
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