コンピュータの分野で最も有名な学会であるACM(アメリカ計算機学会)のWebサイトで「The Future of Microprocessors」(マイクロプロセッサの未来)という記事が公開されています。 インテルのShekhar Borkar氏とAndrew A. Chien氏によって執筆されたこの記事は、クロック速度の上昇などによる性能向上の限界を迎え、マルチコアによる性能向上へと舵を切り始めたマイクロプロセッサがこの先どのような進化をたどろうとしているのかが説明されています。 長い記事なのですが、マイクロプロセッサの変化はソフトウェアにまで影響を及ぼそうとしており、多くのITエンジニアが興味を持ちそうな中身になっています。ポイントを紹介していきましょう。 電力消費量が性能に制限をもたらす 記事ではこれまでにマイクロプロセッサの進化を振り返り、現在が大きなターニングポイントであることを
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