Open Developers Conference 2017 Tokyo (2017/08/19) での発表スライドです。 [イベントURL: https://www.ospn.jp/odc2017/ ]
@BladeCoder が書いた Kotlinの隠れたコストの調査 という一連のブログ記事は、ある Kotlin 構文にどのように隠れたコストがあるのかを説明しました。 実際の隠れたコストは、普通、不可視オブジェクトのインスタンス化やプリミティブ値のボクシング/アンボクシングに起因します。これらのコストは、Kotlinコンパイラがどのように上記の構文をJVMのバイトコードに変換するのかを理解していない開発者には特に見えづらいのです。 しかし、何らかの数字を示さずに隠れたコストの話をするだけでは、実際にどのくらいコストのことを心配すべきなのかという疑問が湧いてきます。コードベースのいたるところで、これらのコストを考慮すべきでしょうか?あるKotlin構文は単に全面的に禁止されるべきでしょうか?あるいは、最も範囲の狭い内部ループの中でだけ考慮されるべきでしょうか? さらに挑発的な言い方をすれば
コンニチハ、千葉です。 でました、その名もSAM Local !! ※2017/8/16時点でベータです SAM Localとは? AWS SAMを利用すると、サーバーレスアプリケーションをコードで定義しデプロイすることができます。 [新ツール] AWS Serverless Application Model (AWS SAM) を使ってサーバーレスアプリケーションを構築する 今回登場したAWS SAM Localを利用することで、AWSへデプロイする前にローカルでテストを実行できるようになります。 AWS Lambda関数をローカルで実行しテストができる S3、DynamoDB、Kinesis、SNSなどの関す呼び出しをエミュレート ローカルのAPI Gatewayを起動し、ホットリロードによる開発が可能 Lambda関数のインタラクティブなデバッグをサポート すごくいいですね。という
こんにちは、滝澤です。 Apache HTTP ServerをOpenID Connect Relying Partyにするmod_auth_openidcというモジュールを使ってみる機会がありましたので、本記事で情報共有します。 なお、記事が長くなったので本編と設定例である3編に分けました。 本編 ←本記事 設定例 Google編 Azure AD編 複数プロバイダー編 本記事では本編として、mod_auth_openidcの概要とmod_auth_openidcの導入方法を紹介します。 OpenID Connectとは OpenID Connectについてはここでは特に詳しくは説明しませんが、いくつか説明やサイトを紹介します。 OpenID Connect Core 1.0 日本語訳によると次のように説明されています。 OpenID Connect 1.0 は, OAuth 2.0 プ
2017-08-11にaws-sam-localのベータ版がリリースされました。 単に「早速試したで!」と言う記事を書いても良かったのですが、少し趣向を変えてサーバレス界隈の開発環境のこれまでの推移を語った上で、aws-sam-localの使ってみた感想もお話しようかと思います。 サーバレス開発環境の今昔 サーバレス自体がかなり最近になって生まれた風潮なので昔とか言うのも問題はあるかと思いますが、とにかくサーバレスなるものの開発環境について私にわかる範囲でお話しようと思います。誤りや不正確な点については編集リクエストやコメントを頂けると幸いです。 なお、サーバレスという言葉は一般的な名詞ですが、私がAWS上でしかサーバレスに触れていないため、AzureやGCPなどには触れず、もっぱらLambdaの話になってしまうことをあらかじめご了承ください。 Lambdaのデプロイは辛かった Lambd
Speee開発基盤部、兼ヌリカエエンジニアの森岡です。 2017年6月2日に行われたJAWS-UG勉強会【AWS Summit Tokyo 2017】にて、弊社Speeeより hatappi と私が発表させて頂きました。 私が発表した内容はKinesis Firehose, Athena, QuickSightを使って、データ集積基盤を作る。というものです。スライドはこちらになります。 speakerdeck.com 今回は、この発表内容について、補足情報を追加してお話をさせて頂きます。 Kinesis Firehose、Athena、QuickSightを利用したデータ可視化ツールの1つの実装例として見て頂ければと思います。 最初に 弊社Speeeでは、ヌリカエという外壁塗装の一括見積もりサービスを運用しています。 外壁塗装を望まれているお客様にヒアリングを行い、お客様の状況に合わせて適
LLVM Project Blog: LLVM on Windows now supports PDB Debug Info この数年、clangをWindowsでソフトウェア開発するための世界級のツールチェインにするために尽力してきた。このことについては、すでに何度も書いてきたことだ。LLVMは完全なABI互換を実現した(ただしバグ互換ではない)。互換性を実現するのが難しい分野にデバッグ情報があるが、この2年間で、LLVMは飛躍的な発展をとげた。とりあえず結論を先に書くとこうだ。WindowsでClangを使うと、PDBデバッグ情報が出せる。 背景:CodeView VS PDB CodeViewは1980年台の中頃にMicrosoftによって考案されたデバッグ情報フォーマットだ。様々な理由で、他のデバッガーはDWARFという独立したフォーマットを開発し、これは標準化されて、多くのコンパ
MVCC系の実装プロトコルの代表例。 そのほかにMV2PL(実際は2V2PLが多い)とMVSGTがある。なおMVTOにも様々なバリエーションがある。理論自体は1980年後半から存在している。version無制限というのは、従来のH/Wでは非現実的だったが、近年のノードあたりのメモリーの大容量化やNVRAMの登場によってそれほどデタラメな前提ではなくなりつつある。適切にGCをかけることやversion traverseを工夫することでパフォーマンスを維持することができる。その結果最近のMVCC系のプロトコル実装はMVTOが多くなっているように見受けられる。というよりもほぼMVCC=MVTO一色の様相だ。実際、ベンチマークも数字は出ている。 (修正:MVCCの中にOCCではあるがMulti-versionを利用する形式のものをあり(MVOCC)、それもMVCCとすれば、MVCCはMVOCC+M
2000年に、中村実氏ら何人かと共著で『MES入門―ERP、SCMの世界と生産現場を結ぶ情報システム』を上梓した。わたしが担当したのは第3章「MESを中核とした垂直統合 -プロセス産業のケース-」というセクションだ。製造業、それも製造現場の情報システム化という地味なテーマの本だったが、一応、それなりの評価を得た。類書が少なかったせいもあるだろう。いまでも、あの本を読みましたよ、という方から声をかけられたりする。 ここで一応、MESとは何かについて、おさらいをしておこう。何年か前に、その名も「MESとは何か」という記事も書いたが、MESとはManufacturing Execution Systemの略で、日本語では「製造実行システム」とも訳される。だが、普通は「製造管理システム」とよんだり、あるいは略称のままMES(メス)ということも多い(ただし英語ではエム・イー・エスとスペルアウトして読
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く