Microsoftが、最新チャットボット「Zo.ai」を正式に発表した。また、同社のさまざまなAI関連プロジェクトの情報を掲載した新しいAIウェブサイトを公開している。 1週間前、MicrosoftがZoへの先行アクセスを「Kik」ユーザーに提供していると報じられた。Zoは、失敗に終わったMicrosoftの「Tay.ai」に代わるチャットボットである。同社は2016年、Tayの公開直後に、ユーザーが同チャットボットに人種差別やヘイト発言をするよう誘導させたことを受け、Tayを停止した。ユーザーは先週、Zoの方がTayよりはるかに制限が多いことに気づいたが、Tayが公開後すぐに暴走したことを考えると意外なことではない。 Microsoftの関係者が米国時間12月13日に述べたところによると、非公式の限定公開からわずか1週間で、Zo.aiのユーザー数は既に11万5000人に達しているという。