日本のオンラインゲームへのアクセスが規制されている中国からの通信を中継するため、無届けでサーバーを設置したとして、愛知県警は1日、大阪府東大阪市在住の中国籍の女(30)を電気通信事業法違反の疑いで、津市在住の知人の男(47)を同幇助(ほうじょ)の疑いで名古屋地検に書類送検し、発表した。 オンラインゲームをめぐっては、利用者になりすましてゲームの主人公が持つアイテムを勝手に換金するなど、中国からの不正アクセス行為が多発し、2007年ごろから通信を制限するゲーム運営会社が急増。女は来日前、ネット上でアイテムを売買する事業をしていたといい、生活経済課は、サーバーが中国を中心としたアイテムの不正売買ビジネスの温床になっていた可能性があるとみている。 発表によると、女は09年3〜8月、中国から日本のオンラインゲームへのアクセスを中継するため、愛知県清須市内の当時の自宅に、総務省に無届けでサーバー