(CNN) 米国の複数の州で犬のインフルエンザ感染が拡大し、獣医師などが飼い主に注意を呼びかけている。 イリノイ州シカゴなど米中西部では4月に1000匹上の犬がインフルエンザに感染。ジョージア州アトランタでも6月25日までに55匹の感染が確認された。 コーネル大学によれば、アイオワ、インディアナ、マサチューセッツなどの州でも感染が報告され、ミネソタ州では初の感染が確認された6月中旬、保護施設が里親探しを中止した。 犬インフルエンザの原因となるのは「A H3N8」「A H3N2」という2種類のウイルス。米疾病対策センター(CDC)によれば、感染するのは動物のみで、犬から人に感染した事例は見つかっていない。 感染が確認された州では飼い主に対し、ドッグパークなど不特定多数のペットが集まる場所を避けるよう勧告している。 今回の流行を引き起こしているのは主にH3N2ウイルスで、これまでは中国やタイな
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