衛星「だいち」の精度不足、解決へ 宇宙機構 2008年01月16日20時34分 地球観測衛星「だいち」の精度トラブルについて、宇宙航空研究開発機構は16日に開かれた宇宙開発委員会で、「解決の見通しを得た」と報告した。国土地理院の地図作製に影響が出ていたが、誤差をプログラム上で修正するなどして、3月までにはトラブルを解決できるとしている。 同機構によると、昨年12月中旬まで高さ方向の誤差が6メートルあったが、衛星が熱でひずんだことが主な要因だったという。データを蓄積し、地上の基準点を用いるなどして修正を図り、現在は目標の誤差5メートルを達成したという。また、圧縮データを復元する際に生じていたデータの乱れも、ノイズを減らす新しいプログラムを使えば改善できることを確認した。 アサヒ・コムトップへ この記事の関連情報をアサヒ・コム内から検索する キーワード入力
人里へのクマの出没激減 山の木の実豊作が一因? 2008年01月17日02時50分 各地で今年度はツキノワグマの出没が激減している。人里に出て過去最多の4300頭余りが有害捕獲された昨年度とは様変わり。クマのエサとなるドングリなど山の木の実が豊作だったことが一因と見られており、そこからは自然界で樹木が生き残っていくための戦略も見えてくる。 環境省の統計によると、昨年10月末時点で有害捕獲されたツキノワグマは923頭(前年同期4169頭)で、人身被害は36人。クマが冬眠に入ることを考えれば、例年通りならこの先急増することはない。たとえば群馬県では10月末までに88頭だったが、11月以降はゼロだ。 06年度は、全国で過去最多の4340頭にのぼり、人が死傷する被害も145人に上ったのとは大違いだ。 同省の委託で、ツキノワグマの出没メカニズムを研究している森林総合研究所関西支所の大井徹・生物多様性
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く