「血1滴で万病診断、5年待って」 ノーベル賞田中さん2008年5月7日22時6分印刷ソーシャルブックマーク 5年間の研究成果を説明する島津製作所の田中耕一フェロー=京都市中京区 島津製作所の田中耕一フェロー(48)が7日記者会見し、02年のノーベル化学賞受賞後に5年先の目標として語った「血液1滴から様々な病気を分析出来る技術」について「人間の体内はもっとシンプルだと思っていたが認識が甘かった。実現にはあと5年かかりそう」と述べた。 研究室では、従来型の数十倍の感度でたんぱく質を分析でき、がんなどの早期発見につながると期待される新型分析装置の試作機を初公開。秋ごろから内外のがん研究機関などに貸し出し、「万病診断」の実現に向けた実証実験を始める。試作機の能力アップや費用の削減が現在の主な課題だという。 また、ノーベル賞を受賞した技術で作った分析装置が当時1台しか売れず、その後参入した米メーカー
橋下知事「人件費削らぬ財政再建なし」顔紅潮させ労組に2008年5月7日23時41分印刷ソーシャルブックマーク 大阪府の橋下徹知事は7日、400億円の人件費削減を盛り込んだ改革プロジェクトチームの財政再建案について、二つの職員団体から見直すよう要請を受けた。「士気が低下する」などと反対した団体側に橋下知事は「人件費を削減せずに財政再建を達成するのは不可能。切ってくれというのが府民の声」などと顔を真っ赤にして反論。議論は平行線をたどった。 要請したのは、府労働組合連合会(府労連、約1万8千)と府関連労働組合連合会(府労組連、約2万1千)。 府労連の新居晴幸委員長が「人件費のほとんどは学校や警察」と述べたうえで、「府民の生活を守り、大阪の教育をよくするためにやっているので赤字で当たり前」と主張。橋下知事は「それは府民を冒涜(ぼうとく)している」と反論し、「税金を無理やりとるのが公(おおやけ)。(
「手つかずと食べ残し、違う」船場吉兆の湯木社長2008年5月8日2時35分印刷ソーシャルブックマーク 会見中、報道陣の質問にうつむく湯木佐知子社長=7日午後6時50分、大阪市中央区の船場吉兆本店、諫山卓弥撮影 本店だけでなく、博多店などすべての料亭で食べ残しの使い回しが明らかになった船場吉兆(大阪市)。「ほかにはない」の説明から一転、社長は「手つかずの料理は食べ残しとは違う」と強弁した。高級料亭の不祥事はどこまで広がるのか。 「前社長の『もったいない』という指導の流れが今回のことにつながり、悔やまれてなりません」 湯木佐知子社長(71)は7日夜、大阪市の本店前で、まず2日に発覚した本店での使い回しについて頭を下げた。報道陣が「佐知子社長は使い回しを知らなかったのか」「なぜ公表を控えたのか」と質問すると、「下げた料理は私の認知する領域ではない」「営業を再開し、こういうことのないようにするのが
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