奄美の黒糖焼酎も自主回収へ 三笠フーズ事故米問題2008年9月10日12時24分印刷ソーシャルブックマーク 三笠フーズ(大阪市)による事故米の不正販売問題で、鹿児島県奄美市の黒糖焼酎メーカー、西平本家も米こうじ用に事故米を購入していたことが分かった。この米を使った黒糖焼酎のうち、流通した6292本は自主回収することにしている。 同社によると、今年2月に三笠フーズ関連の米穀卸業者から米こうじ用に購入した6210キロのベトナム産の米に、農薬成分アセタミプリドが含まれている可能性が高いという。九州農政局からの連絡でわかった。この米を使った黒糖焼酎「八千代」「島一番」「氣(き)」の計6292本がすでに出回っている。 同社は社名公表に同意しなかったため、農水省が社名を出していなかった。 西平本家の中村千枝子社長は10日に記者会見し、「よりよい焼酎をつくろうと思い入荷したのに、実際にはまったく逆の悪い