自民党両院議員総会で新総裁に選出され一礼する麻生太郎新総裁(中央)=同党本部で2008年9月22日午後3時1分、内藤絵美撮影 ただいま第23代自由民主党総裁に選出をいただきました。今回の選挙、思いもしない形での総裁辞任のあとを受けての総裁選挙であって、自由民主党は開かれた国民政党として、少なくとも堂々と総裁選挙を実施するということをもって後継総裁を選ぶということが出来た、そういう成熟した国民政党に属している自分を大変誇りに思っております。ありがとうございました。 この選挙にあたりましては臼井委員長ほか選挙管理委員会の方々、また、全国47都道府県の県連の方々の絶大なるご支援ご努力によってこの総裁選挙はかなりの長期間でありましたが、きちんと無事公明正大に行われましたことに関しまして、選挙管理委員会、県連各位に心から厚くお礼を申し上げる次第であります。 このときをもちまして、このたび総裁選挙で選
米粉加工販売会社、三笠フーズ(大阪市北区)などによる農薬などに汚染された事故米の不正転売問題をめぐり、内閣府、農林水産省、厚生労働省の3府省は22日、再発防止策の具体策を発表した。残留農薬などの基準値を超えた事故米は輸入や国産を問わず、全面的に流通させないほか、「性善説に立ちすぎた」との反省をもとに、検査は厳格なマニュアルに基づき、“Gメン”が抜き打ちで行う。 具体的対策として、輸入検疫時や輸入後に残留農薬などの食品衛生法上の問題が判明した場合、輸入業者に輸出国への返送や焼却などの廃棄処分を行わせるとし、国と輸入業者間で契約条項を明確化する。 また、輸入米や備蓄の国産米で、保管時にカビなどが発生した場合には、国が廃棄処分する。 米の流通・取引の検査は農水省の米販売の担当ではなく、食品表示Gメンなどの検査担当が行い、役割を完全に分担する。厳格な検査マニュアルを作成し、検査は抜き打ちとす
自民党総裁選投開票を前に、自宅前で報道陣の質問に答える麻生太郎幹事長=22日午前10時4分、東京都渋谷区、川村直子撮影 自民党総裁選は22日午後の両院議員総会で投開票が行われ、麻生太郎幹事長が第1回投票で過半数を獲得し、第23代総裁に選出される。党員党友投票は同日、残る15都県で開票が始まり、麻生氏は全地方票の9割超を獲得する勢いだ。麻生氏は22日中に党役員人事を決定。党務の要の幹事長には細田博之幹事長代理の昇格を内定した。 総裁選の投票は、党所属衆参両院議員386人と47都道府県連に3票ずつ割り当てた地方票141票の計527票で行われる。 地方票は21日までに開票結果が明らかになった30道府県の90票のうち、麻生氏が84票を得て、石破茂氏ら他の4候補を大きく引き離している。 22日に開票された都県でも、麻生氏が新たに岩手、群馬、静岡、愛知、福岡などで3票を獲得。地方票全体で130
小中学生を対象にした全国学力テストについて、「大いに公表したほうがいい」と公言する上田清司知事。17日の会見でも、結果の公表を市町村に任せるという文科省の姿勢に対し「何でそんなことを言うのか、全部公表すればいいじゃないか」と批判した。 全国学力テストの意義について、「自分の位置を確認できる。どの場所にいるか分からないと、いいか悪いかも分からない。それじゃ子供の能力を(どうやって)伸ばす、伸ばさないの議論すらできなくなってしまう」と指摘。それだけに、「公表しない理由が分からない。公表することが序列化を招く、差別を助長するという考え方があるようだが、私から言わせればとんでもない」と吐き捨てた。 さらに、学力低下がささやかれる中、「権威的なものが否定され、理屈抜きに覚え、学ぶことがなくなってきた。日本人の勤勉という特質が一部崩れ、困難な状況だが、基礎学力などを維持する努力はしたほうがいい」と
自民党総裁選は22日投開票され、麻生太郎幹事長が1回目の投票で過半数を制し、第23代総裁に選出される。麻生氏は同日中に党4役を決める方針で、保利耕輔政調会長、笹川尭総務会長、古賀誠選挙対策委員長は再任の方向だ。麻生氏は24日召集の臨時国会で首相に指名され、組閣するが、内閣の要の官房長官には大島理森国会対策委員長の起用を軸に最終調整している。 主な党役員を再任するのは、早期の解散総選挙を控え、選挙対策の実務責任者である古賀氏を含む現体制を維持するのが得策との判断と見られる。麻生氏の後任の幹事長には、細田博之幹事長代理の昇格などが取りざたされている。官房長官が有力な大島氏は高村派に所属するが、過去の総裁選でも麻生氏を支持。麻生氏側はねじれ国会で野党と渡り合った手腕も評価しているとみられる。 麻生氏は21日のNHKのテレビ番組で、党役員・閣僚人事について、「この組閣で次の選挙を戦うことを意味
小沢代表3選、「劇的な予算組み替えで財源確保」2008年9月21日20時27分印刷ソーシャルブックマーク 民主党代表に3選され、会見で質問に答える小沢代表=21日午後、東京都江東区のホテル、松本敏之撮影 民主党は21日、東京都内のホテルで臨時党大会を開き、小沢代表の無投票3選を正式に承認した。小沢氏は「所信表明」と位置づけた代表受諾演説で、政策財源は「劇的な予算の総組み替え」で生み出すと説明。今月中にまとめるマニフェスト(政権公約)で、実行手順を3段階で示す方針を明らかにした。 小沢氏の任期は10年9月末までの2年間。総選挙対応を優先し、党役員は原則、全員留任させるが、「次の内閣」の閣僚については「民主党政権に対する国民の関心と期待が高まっている。新内閣の骨格となる主要メンバーをできるだけ早く国民に示し、それを受けて総選挙に臨みたい」と刷新する考えを示した。 小沢氏は演説で政権交代への意欲
後期高齢者医療、麻生幹事長「抜本的に見直す」2008年9月21日20時11分印刷ソーシャルブックマーク 自民党の麻生太郎幹事長は21日、フジテレビなどの番組で、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度(後期医療)について「政府・与党として抜本的に見直す必要がある」と述べ、年齢による線引きや年金からの保険料天引きなどの問題点を見直す考えを示した。 衆院解散・総選挙が迫る中、次回の天引きが10月15日に来るため、後期医療の見直しを早めに打ち出し、有権者の不満を抑える狙いがある。後期医療については舛添厚生労働相も20日、見直しに言及しているが、麻生氏は「後期で分けるのはどうか、天引き強制はいかがか、世代間で競うのはどうか、と言っている」と述べ、舛添氏の考えに同調した。 今年4月に始まった後期医療は、対象となった高齢者らの反発が強く、同月下旬の衆院山口2区補欠選挙で自民党が敗れた一因となった。政府・与
土俵際で朝青龍が豊ノ島の寄りをこらえて、一気に逆襲した。そのとき、審判長の三保ケ関審判部副部長(元大関増位山)の右手が挙がった。朝青龍の右かかとが俵を割ったと判定された。勝ったと思った朝青龍は、土俵上で不満そうに審判長をにらみつけた。 【写真で見る】「オレが朝青龍」 映像で確認すると、かすかに横綱のかかとが蛇の目の砂に触れている。間近で見ていた三保ケ関審判長は「蛇の目の砂がへこんでいた。負けは負け。おれをにらんでも仕方がない。目の前で見たんだから、ビデオ確認なんてばかなこと言わないでよ」と声を荒らげた。 取組を裁いた立行司、木村庄之助によると、朝青龍は土俵で「残ってるよ」と怒鳴ったという。支度部屋でも怒りは収まらない。左ひじに巻かれたテープを投げ捨てると「ダーッ」と叫んで風呂場へ。まげを結い直す間に「残ってると思ったんだよ。この野郎」と悪態をつき、「出てたの、出てないの。どっちなの」
自民党総裁選は22日午後の両院議員総会で、党所属国会議員と都道府県連代表による投票が行われ、退陣表明した福田首相の後継総裁を決定する。 麻生太郎幹事長(68)は、国会議員票と地方票のいずれでも、他の4候補に大差をつける勢いで、第1回の投票で過半数を得て、新総裁に選出されることは確実だ。麻生氏は、24日の臨時国会で首相に指名される。組閣人事について、麻生氏は、対立候補のうち、与謝野馨経済財政相を再入閣、石破茂・前防衛相も入閣の方向で調整している。舛添要一厚生労働相は再任が有力となっている。 総裁選には、麻生氏、与謝野氏(70)、石破氏(51)のほか、小池百合子・元防衛相(56)、石原伸晃・元政調会長(51)が立候補している。 新総裁は、22日午後2時から党本部で開かれる両院議員総会で、党所属国会議員386人と都道府県連代表3人ずつが投票して、選出される。 麻生氏は、党内8派閥の国会議
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