原子力規制庁の池田克彦長官(左から2人目)から指示を受ける東電の広瀬直己社長(右端)=東京都内 【小池竜太】東京電力福島第一原発で汚染水漏れが相次いでいる問題を受け、原子力規制庁の池田克彦長官は4日、東電の広瀬直己社長を呼び、柏崎刈羽原発(新潟県)など東電の他の発電所から人員を回してでも事故対応を適切に実施するよう、対策の提出を求めた。 福島第一原発では8月にタンクから300トンとみられる高濃度汚染水漏れが発覚。今月2日には雨水を移していたタンクから汚染水が漏れ、一部が港湾外の海に流出するなど、管理の不備が続いている。 池田長官は汚染水漏れなど福島第一原発でのトラブルについて、「基本的なミスで起こっている。現場管理を適切に進めなければ、今後も繰り返す」と懸念を示した。広瀬社長は「全力で取り組みたい」と述べた。 また、池田長官は、東電が先月27日に規制委に出した柏崎刈羽6、7号機の審
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く