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ブックマーク / www.c.u-tokyo.ac.jp (2)

  • 平成26年度 教養学部学位記伝達式 式辞 - 総合情報 - 総合情報

    皆さん、日はご卒業おめでとうございます。 また、ご列席のご家族の皆様方にも、心よりお祝い申し上げます。今年度の教養学部卒業生は175名で、そのうち女性は50名、留学生が1名です。 全学の式典はすでに午前中、改装されたばかりの安田講堂で挙行されましたので、ここでは教養学部として、あらためて皆さんとともにこの日を慶びたいと思います。 東京大学の卒業式といえば、もう半世紀も前の話になりますが、東京オリンピックが開催された年である1964年の3月、当時の総長であった経済学者の大河内一男先生が語ったとされる有名な言葉が思い出されます。曰く、「肥った豚よりも痩せたソクラテスになれ」。 当時、私はちょうど中学校にあがる年頃でしたが、この言葉は新聞やテレビでかなり大きく報道されましたので、鮮明に記憶に残っております。また、子供心に、さすが東大の総長ともなると気の利いた名言を残すものだと、感心したこともな

  • グローバル化時代のリベラルアーツ - 教養学部報 - 教養学部報

    石井洋二郎 今年の二月半ばに学部長に就任して以来、教養教育の意味について学生たちに語ったり文章を書いたりする機会が何度かあった。そのさい、参考までにこれまで公になってきた関連文書に目を通してみたが、率直に言ってそのほとんどは、初代教養学部長(のちの総長)の矢内原忠雄が「教養学部報」の創刊号に寄せた「眞理探求の精神を――教養学部の生命」と題する文章の引用・反復に終始しているような印象を受けた。矢内原曰く、「ここで部分的専門的な知識の基礎である一般教養を身につけ、人間として偏らない知識をもち、またどこまでも伸びていく真理探求の精神を植え付けなければならない」。 教養学部創設にあたって表明されたこの宣言はいまでも有効性を失っておらず、確固たる理念的支柱として代々受け継がれている。しかし六十数年の歳月が経過した今日、そろそろ「教養」という概念の見直しがなされてもいい頃なのではないか。 私が学生たち

    youhateme
    youhateme 2021/04/09
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