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ブックマーク / sessai.cocolog-nifty.com (8)

  • 仏滅の内閣改造/与謝野馨という「トロイの木馬」 - 雪斎の随想録

    ■ 日14日、菅直人は、内閣改造に踏み切るそうである。 「わざわざ、仏滅の日を選んで、やる必要もあるまい…」と思うのだが、民主党内閣は、そういう「縁起かつぎ」には関心がない性質なのか。自民党内閣時代は、冗談でも、内閣の前途洋々たることを祈って、、改造内閣発足は、大安吉日の日に行っていたはずである。 縁起担ぎは、「やることは総てやった」」という感覚を得るためには、大事なことである。 「縁起が悪いよね…」とおいう空気の中で仕事を始めれば、その仕事の「質」に影響する。 もう少し、気を利かせることができないかったのか。 驚いたのは、下の記事である。 □ 入閣打診あれば考える、陰ながら手伝いたい=与謝野氏 ロイター 1月13日(木)12時55分配信 [東京 13日 ロイター] 与謝野馨・衆議院議員は13日午前、たちあがれ日に離党届を提出した後に記者会見し、当面は無所属で菅政権に協力していく考えを

    仏滅の内閣改造/与謝野馨という「トロイの木馬」 - 雪斎の随想録
  • 「政官関係」の機微を心得ぬ人々 - 雪斎の随想録

    ■ 雪斎が仕えた愛知和男代議士の先代は、愛知揆一である。 吉田茂の「書簡集」や佐藤栄作の「日記」には相当な頻度で名前が出てくる。 「先代は凄い方だった…」とあらためておもうl。 その愛知が最も精力的だったのが、佐藤栄作内閣の外務大臣だったころである。 当時、警備の前線指揮官だったのが、佐々淳行さんである。 次のようなエピソードがある。 その日は、料亭で朝をとっていた。 佐々さんも、警備の打ち合わせの都合のためにか、同席していた。 事中、緊急事態が発生して、佐々さんが中座して、前線にでなければならくなった。 愛知は、料亭の女将さんに、「至急、握り飯を作って、(佐々さんに)持たせるように…」と指示した。 ところが、女将さんが事情を察知できずに、「まだまだ先がありますので…」と応じてしまった。 愛知は、「これから、前線に出る人を、空きっ腹のままにできるか」といって、女将さんを叱りつけた。 佐

    「政官関係」の機微を心得ぬ人々 - 雪斎の随想録
    youichirou
    youichirou 2010/11/08
    経営者と従業員が信頼しあって連携してなきゃまともな企業にはならないし利益なんて夢のまた夢、みたいな。
  • 政治評論の「責任」 - 雪斎の随想録

    ■ 「もう終わりだね 君が小さく見える…」といったところか。 □ 「首相辞任を」過半数 世論調査、内閣支持率19% 共同通信社が29、30両日実施した全国電話世論調査で、米軍普天間飛行場移設問題の5月末決着を果たせなかった鳩山由紀夫首相の政治責任に関して「辞めるべきだ」が過半数の51・2%に上った。内閣支持率は20%台を割る19・1%まで続落。政党支持率や参院選比例代表投票先ともに自民党が民主党を上回り、党勢は逆転した。普天間対応では「評価しない」が66・1%、「評価する」が25・4%だった。 首相は28日に普天間移設の政府方針決定後の記者会見で続投意欲を強調したが、政権運営は厳しさを増した。夏の参院選に向けて民主党内で「鳩山おろし」が一気に広がる可能性も否めない。 政党支持率は自民党21・9%で民主党20・5%を上回った。比例投票先でも自民党20・9%、民主党19・9%だった。首相進退に

    政治評論の「責任」 - 雪斎の随想録
  • 「哀れでイカレタ」宰相を戴く悲劇 - 雪斎の随想録

    ■ 昨日昼刻以降、フランス大使公邸で大使主催の昼会に出席した。 「つくづく、キタノ・タケシは偉大だ」という話になった。 ■ 鳩山由紀夫を「哀れでいかれた」と評した「ワシントン・ポスト」のコラムが話題を呼んでいる。 だが、こうした鳩山評がでてくること自体は、何ら驚くに値しない。 「いかれた(loopy)」という言葉を格調高い四文字熟語で表せば、「支離滅裂」となる。 雪斎は、昨年11月上旬、政権発足後、50日程たった時点で、「『破局』へ歯車を進める鳩山外交」と題したコラムを書いた。そこで、雪斎は、「鳩山由紀夫内閣発足後50日余りの対米政策は、誠に支離滅裂なものであると評する他はない」と書いた。だから、雪斎は、「ようやくワシントン・ポストのコラムニストが、余輩に追いついてきたか…」と苦笑する。 もっとも、鳩山が酷評されたところで、雪斎には、「自国の宰相」のことを弁護しなければならない理由はない

    「哀れでイカレタ」宰相を戴く悲劇 - 雪斎の随想録
  • 「最高指揮官」のメルト・ダウン - 雪斎の随想録

    ■ 映画『硫黄島からの手紙』を観た。 印象深い場面があるj。 渡辺謙さんが演じる栗林忠道中将が、大尉時代に米国に滞在して、米軍関係者の歓迎宴に招かれる。将校夫人に問い掛けられる。 「日アメリカが闘ったら、どうなるのでしょう」。 栗林が答える。 「最高の同盟国になるでしょう」。 夫人が言葉を継ぐ。 「そうではなく、日米が敵として闘ったらということです」。 栗林が続ける。 「そういうことにはならないと思いますが、そうなれば、国と自分の信念に従います」。 将校が笑って、「それでこそ、物の軍人だ」というのである。 … 栗林中将は、硫黄島守備部隊指揮官として、戦死した。 映画では、米軍将校から「友情の証」として贈られたコルト45口径を硫黄島でも携行していた。映画を観た米国人には、「硫黄島が『友人を相手に闘った戦場』であった」ということを伝える演出である。 この映画のシーンを想い浮かべながら、次

    「最高指揮官」のメルト・ダウン - 雪斎の随想録
  • 平野博文官房長官という「弱い環」 - 雪斎の随想録

    ■ 木曜、金曜両日、予算委員会質疑の模様を観た。 確かに、今までの質疑の光景とは違う。政府を問い質しいているのは、政権担当経験を持つ「最強の野党」である。 この二日の質疑で気付いたことがある。平野博文官房長官における「戦闘能力」の乏しさである。官房長官とは、「内閣の要」と呼ばれるぐらいだから、その役割の重さは、外務大臣や財務大臣を遙かに凌駕する。現在、閣内から次々とバラバラな発言が飛び出し、自民党政権下でなら「閣内不一致」と批判される情勢を捌くことができず、それに鳩山総理務自らが釈明して事態を複雑にしているのは、官房長官の能力の乏しさの故である。 谷垣禎一自民党総裁の「天皇と政治」に関する質問をを前に、右往左往したのは、その証左である。 雪斎が観たいのは、予算委員会質疑の中で、加藤紘一、中川秀直、福田康夫、細田博之、与謝野馨、町村信孝、河村達夫といった自民党政権下の歴代官房長官経験者が、平

    平野博文官房長官という「弱い環」 - 雪斎の随想録
    youichirou
    youichirou 2010/01/25
    そういえば、今国会の自民党は若い方々ばっかり頑張ってる印象で、こういった重鎮の方々は何をされてるんだろう。
  • とりあえず誰が残ったのか…。 - 雪斎の随想録

    ■ 結局、事前の予想とは、遠くない結果になったようである。 民主党は、300議席超え、、自民j党は120議席前後といった按配である。 自民党の中で誰が残るかということに大きな関心を寄せていた。 ○ 宮城6区        小野寺五典 もはや、雪斎の故地は、この政治家の鉄壁地盤になったようである。安心して任せられることは間違いない。 ○ 千葉7区 比例復活 斎藤健 これは嬉しかった。一人で十人分は働ける人材である。「政権復帰」の暁には、いきなり副大臣レベルから始動できるであろう。思わず万歳三唱である。 終わってみれば、残るべきところは、きちんんと残った感がある。 石破茂、谷垣禎一、茂木敏光、大島裡森、小池百合子…。 じたばたせずに「政権復帰」に向けて再起してもらうより他はない。茫然自失の暇などはない。 …と書いたが、 雪斎は、自民党員・党友の類であったことは一度もない。とはいえ、次の言葉を自

    とりあえず誰が残ったのか…。 - 雪斎の随想録
  • 「揚げ足取り」の風景 - 雪斎の随想録

    ■ 麻生太郎総理が「失言」をやらかしたらしいという話が伝わってきた。「高齢者を侮辱した」という趣旨だそうである。下記記事は、その「失言」への反応を伝えている。 □ <鳩山代表>首相の「高齢者は働くしか才能ない」を批判 7月25日19時59分配信 毎日新聞 民主党の鳩山由紀夫代表は25日、大阪府柏原市内での街頭演説で、麻生太郎首相が高齢者に関し「働くしか才能がない」と発言したことについて、「どう考えてもおかしい。人生はまさにいろいろある。『働けるぞ』という方には大いに働いていただきたいが、70歳、80歳になってからゴルフやスポーツを始めてもいい」と批判した。後略。 麻生総理の元々の発言は、どうだったのかを見ないと判断が付かないので、探してみたら次のようなものだったらしい。 「元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って、働くことしか才能がないと思ってください。働くことに、絶対の能力

    「揚げ足取り」の風景 - 雪斎の随想録
    youichirou
    youichirou 2009/07/26
    野党とマスコミで揚げ足を取りまくり、ちょっとした失言を「大問題発言」に仕立て上げる神経が未だに理解できない。
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