岩手県の環境審議会が31日開かれ、今年度多くの人身被害が出ているツキノワグマへの対策について委員から専門的な人材の確保を訴える声があがりました。 15日の審議会には県内の大学教授や博物館の学芸員など環境分野に関係する委員およそ20人が出席しました。今年度は最新のデータでツキノワグマの出没が5742件。人身被害が49人と昨年度と比べ、ともに2倍以上となっていることが報告され、委員からは県では確保する予定がないとする専門的な人材を求める声があがりました。 県立博物館の学芸員でシカの食害についても調査する鈴木まほろ委員は「今年度の市街地でのクマ出没を想定した訓練では秋田県の有識者を招いたが岩手県も高い見識のある人材が必要」と話しました。 岩手大学の山内貴義准教授も「秋田県はクマ専門の人材を確保し、現在採用活動も行われている。岩手県もクマ対策に専念できる人材が必要」と専門的な人材を入れて対応する必
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