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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (6)

  • 広島市の土砂災害で心にずっとひっかかっていたこと: 極東ブログ

    広島県広島市で先月20日に発生した土砂災害のごとか、ぼんやりとだが、ずっと心に引っかかっている。 なにが、どう、自分の心に引っかかっているのか、うまく言葉にならないので、さらに心にひっかかる。結論も主張もないが、そのひっかかりの感覚からブログで少し言葉にしてみたい。 心のひっかかりの一つの焦点は死者が多いことだ。正確には思い出せないが、海外報道で、日の自然災害でこれだけの多数の死者を出したのは東北大震災以降初めてのことだ、という指摘を見かけた。海外報道で見ることで、これは大災害だなと私は思った。BBCなどもよく報道していた。 災害後しばらくは死者数が確定しなかった。現時点では、死者73名、行方不明者1名、重軽傷合わせた負傷者44名(参照)とのこと。行方不明者の探索はほぼ終わり、死者数も確定したかに見える。 なぜ先進国の日で土砂災害で多数の人が亡くなってしまうのだろうか。そうナイーブに疑

    広島市の土砂災害で心にずっとひっかかっていたこと: 極東ブログ
  • トゥールーズのユダヤ人学校連続銃撃事件: 極東ブログ

    フランスのトゥールーズの住宅地にあるユダヤ人学校で19日、連続銃撃事件が起こり、教師1人と生徒3人が射殺された。狙われた対象からユダヤ人迫害かとも見られていたが、アルジェリア系の23歳のフランス人である容疑者モハメド・メラ(Mohamed Merah)は、自身を国際テロ組織アルカイダに所属していると主張した、とされている。 この事件には事後から見ると前段があった。11日、フランス陸軍空挺部隊の軍人が至近距離から拳銃で殺害された。その際、容疑者は「お前は俺の兄弟たち(同胞)を殺した。今度は俺がお前を殺す」と叫んだとされている(参照)。また、15日、モントーバン空挺部隊の軍人3人が至近距離から拳銃で撃たれ、2人が死亡した。 3つの事件では同一の銃で同様な殺害手法をとり、犯行に同一と見られるスクーターを使っていることから、同一犯であると見られ、そのことから逆に、トゥールーズのユダヤ人学校連続銃撃

  • [書評]インナー・チャイルド 本当のあなたを取り戻す方法(ジョン・ブラッドショー): 極東ブログ

    最初に言っておくと、書「インナー・チャイルド(ジョン・ブラッドショー)」(参照)の副題「当のあなたを取り戻す方法」は、私としては賛同しがたい。そもそも「当のあなた」なるものがあるのかどうかもわからないし、「ああ、これが当の自分だ」という実感が仮に得られたとしても、それが一般的なことなのか、あるいはその代償もまた大きいのではないかとも思える。その意味でも、書はお薦めするという類のものではない。 では、なぜこのを読んだのかというと、関心があったからだ。そして、当然というべきだが、私自身が「インナー・チャイルド」なるものに苦痛を感じていたからだ。 「インナー・チャイルド」というのは、大人になっても心のなかに潜む、傷ついた子供のような心理のことだ。子供のころに得たつらい記憶が今も心的外傷後ストレス障害(PTSD)のように残っていることだと言ってもいいかもしれない。もっとも、書などにも

  • 菅さん、子ども手当を白紙にすることから始めたらどう: 極東ブログ

    昨日、一部だが菅首相の国会答弁を見た。生彩がなかった。小学校でイジメにあってしょげながらうつむいて教科書を音読している子供のような印象だった。過去の首相もそんなもんだといえばそうだが、菅さんの場合はさらにひどいのではないか。 これも昨日だが、米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズが日国債の長期格付けを引き下げた。失笑を買うようなことするなあ、S&P。日国債の格付け下げても意味ないと思うが、さて、僕らの菅首相。官邸で記者団に答えるに、「そういうことに疎いので、(コメントは)改めてにさせてほしい」(参照)と。そうだろう、経済には疎そうだし、と思うが、2002年には公式サイトこう言っていたものだった(参照)。 2002年5月31日 00:00 : 日の国債に対するムーディーズの格付けが二段階下がった。景気回復が見込めず財政悪化に歯止めがかからないと見られた結果。日の国債はほとんどが

  • 鳩山政権によるアフガン戦争支援は懐かしの湾岸戦争小切手外交: 極東ブログ

    民主党鳩山政権が昨日10日、アフガニスタンのテロ根絶をめざし、自民党政権下のインド洋給油に代わる援助策を決定した。民生支援を柱に5年間で50億ドル(約4500億円)を拠出するものだ。またパキスタンには2年間で10億ドル(約900億円)を拠出する。どのような経緯で、どのような目論見で、なぜこの金額に決まったのか、私にはよくわからない。 1991年の湾岸戦争時代、日は米国の言いなりになり、小沢一郎氏が実質主導し、130億ドルを拠出した(参照)。当時の額で約1兆5000億円。「人は出さないがカネは小切手で出すから勘弁してくれ」ということで、世界から微妙に評価されたものだった。今回も、その三分の一とはいえ、またしても小沢氏が実質党実権を持つ政党下で似たような小切手外交の拠出となった。当時の大騒ぎを知る私としては、あれに比べて、マスメディアのなんとも無風な状態がどうにも理解できない。 NHKのニュ

  • 1978年宮城県沖地震のこと: 極東ブログ

    私自身は1978年宮城県沖地震について強い思い出はない。ちょうど30年前になる。 この地震は、1978年6月12日の夕方5時14分に、宮城県沖を震源に起きた。全壊家屋1183戸。マグニチュード7・4、震度5。被害は宮城県に集中し、死者は28人に及んだ。この地域では今年も同日に防災訓練が行われた。13日付け河北新報”わが町内自分で守る 独自訓練で防災力向上”(参照)はこう伝えている。 わが町の防災は住民の力で―。1978年の宮城県沖地震から30年がたった12日、地域の防災力アップに腐心してきた仙台市宮城野区の福住町町内会の菅原康雄会長(60)は、新たな気持ちで防災訓練に臨んだ。 切迫感が強まったのは03年7月。宮城県連続地震で被災した東松島市の住民が近所同士で支え合って生活している姿を報道で見て、災害に備えた町内会活動の必要性を痛感した。 30年前の記憶の風化が気掛かり。「時の流れとともに油

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