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ブックマーク / baatarism.hatenablog.com (6)

  • 「事業仕分け」の裏側は? - Baatarismの溜息通信

    11/11から行政刷新会議による「事業仕分け」が始まりました。誰でも自由にその様子を見物できることから、マスコミ報道ばかりでなく、twitterによるリアルタイムの中継(いわゆる「tsudaる」)も行われ、世間の評判を集めています。僕も昨日twitterを見ていたところ、科学技術分野の事業が軒並み切られていく様子を嘆く発言が多く「つぶやかれて」いました。 ただ、「事業仕分け」も全ての事業を対象にしているわけではありません。事業仕分けによる予算削減の目標が3兆円ということですが、来年度の予算総額は90兆円を超えるとも言われていますから、3兆円はわずか30分の1に過ぎません。従って、「事業仕分け」で取り上げられるのは、全事業のほんの一部と言うことになります。それでは、誰が「事業仕分け」の対象となる事業を選別したのでしょうか? また、1日に何十件もの事業を仕分けするわけですし、1件にかけられる時

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  • 郵政社長人事雑感 - Baatarismの溜息通信

    すでに報じられているとおり、亀井静香金融・郵政担当相が、元大蔵事務次官の斎藤次郎氏を次期日郵政社長に起用することを発表しました。 この人事については、斎藤氏が細川政権時代に小沢一郎幹事長と関係が深く、細川政権崩壊のきっかけとなった国民福祉税導入にも深く関わっていたことから、小沢氏の意向ではないかという声も聞かれます。*1 しかし僕は、斎藤氏が大蔵省出身で、かつては「10年に一度の逸材」と言われたほど能力のある人物であることを考えると、「財務省が郵政を握った」という見方の方が重要ではないかと思います。 1990年代まで、郵便貯金の莫大な資金は財政投融資制度を通じて、大蔵省資金運用部によって特殊法人に融資されていました。その際、融資に対する金利を国債金利よりも1%上乗せすることで、郵貯事業は収益を得ていました。この上乗せ分は税金から出ていたわけです。2001年に郵貯は自主運用に変わり、上乗せ

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  • 「内需拡大」が公共事業を増やす? - Baatarismの溜息通信

    先程の記事では民主党が批判してるという理由で公共投資(公共事業)については論じませんでしたが、内需と公共事業の関係についてもちょっと考えてみたいと思います。 公共事業は内需の一部ですから、もちろん内需の拡大に繋がります。また、公共事業は財政政策ですから、日のような開放経済においてはマンデル・フレミングの法則により円高を招き、外需の減少に繋がります。 従って、公共事業の拡大というのは、内需を拡大するためには効果の高い政策となります。 さて、歴史を振り返ってみれば、外需から内需への転換というのは民主党が言い出した政策ではなく、そのルーツは1985年の「前川レポート」まで遡るでしょう。このレポートで訴えられていたのは、市場開放や金融自由化など、後の橋政権や小泉政権の「構造改革」にも通じる政策ですが、それだけでは外国企業による日市場へのアクセスは容易になっても、内需の拡大に繋がるとは言えない

    「内需拡大」が公共事業を増やす? - Baatarismの溜息通信
  • 民主党の経済政策雑感 - Baatarismの溜息通信

    衆議院が解散されて政権交代の可能性が高まってきているので、民主党について何か書こうかと思ったのですが、今考え直してみても、やはり以前書いたものと同じ考え方でした。 危機意識のない民主党 - Baatarismの溜息通信 民主党の金融・為替政策関係の有力者の発言を集めたこの記事を見ても、やはり円高と金利の正常化(=利上げ)こそが正しいと考えているようですね。 情報BOX:民主党幹部の金融・為替政策に関する発言 | Reuters こういう考え方が変わらない限り、民主党には景気回復は期待できないと思います。 実際の行動や言動としては、そのうち「出口政策」を声高に叫んで、日銀に利上げやバランスシート改善(つまり国債や証券の売却)を求めると思います。そしてそのときは、「金融政策が財政政策に縛られるのは独立性に反する」などと理屈をつけて、自分こそ独立性を擁護する者だと主張しながら、実際には自らの発言

    民主党の経済政策雑感 - Baatarismの溜息通信
  • 四川大地震で報道される地域と報道されない地域 - Baatarismの溜息通信

    四川大地震の報道をずっと見ていて気づいたのですが、震源地の汶川(ブンセン)から南東側の平野部については様々な報道が流れているのに対し、北西側の山岳部についてはほとんど報道が行われていません。南東側の平野部は漢族が多く、北西側の山岳部はチベット人が多い地域です。 その理由を説明してくれそうなニュースが、昨日報じられていました。 【九寨溝(中国四川省)=加藤隆則】大地震の発生した四川省アバチベット族・チャン族自治州で、外国人記者の取材規制通達が出されていることが20日、明らかになった。 同州当局によると、通達は17日、同省外事弁公室から「3月14日のチベット暴動以降、治安が悪化しているため、外国メディアの取材には申請が必要」と同州に伝達。同州九寨溝県に19日入った記者(加藤)は通達違反を指摘された。震災による混乱に乗じ、反政府デモが再燃することに神経をとがらせる当局の危機感を反映している。 ま

    四川大地震で報道される地域と報道されない地域 - Baatarismの溜息通信
  • 四川大地震で気になったニュース - Baatarismの溜息通信

    今回の地震ではいろんな報道が飛び交っていますが、その中で気になるニュースをピックアップしてみました。 デモ再発を警戒、自治州の治安部隊なお駐留…四川大地震 http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080512-2403370/news/20080515-OYT1T00147.htm 被災者が支援物資奪い合い、運搬中の車に殺到…四川大地震 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080514-OYT1T00789.htm?from=top 四川省の自治州でチベット族がデモ、27人拘束か http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080515-OYT1T00103.htm 進まぬ救出 高まる怒り http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080512-2403370/

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